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「くるまマイスター検定」

車好きならこの言葉、最近よく目に、耳にすることと思います。カーくるTOPページのバナーでも現在掲示させていただいていますし、最近みなさんが参加されているカーくる関連のイベントではチラシも配布させていただいていますので、既に名前をご存知の方も多いと思います。

「くるまマイスター検定」とは何か。について改めて説明をしますと、

”日本の最も重要な基幹産業の代表でもある「くるま産業」。この「くるま産業」をさらに育て、もっと幅広い人たちに「くるま」への興味を抱いて頂きたい。そして「くるま」のある生活を楽しんで頂きたい。
「くるまマイスター検定」は、そんな「くるま」のある生活、「くるま」文化の醸成に貢献することを目的としています。”(
くるまマイスター検定HPより引用)

という理念の元、3級・2級・1級とジュニアクラスの4つの資格を設定し、検定試験にて自己が持つ知識レベルの確認と、体系的に学ぶことにより、より広く深く車というものを知る機会となるものです。車文化の醸成を企業理念として掲げるカーくるもメディアパートナーとして応援させていただいています。

今年で第4回目を迎えるこのくるまマイスター検定ですが、受験者の増加を受け、今年は全国10会場で試験を受けることが出来るようになりました。

カーくるのヘッドオフィスがあるここ愛知県ではトヨタ自動車のバックアップの元、トヨタ博物館が受験会場となっています。

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トヨタ博物館。自動車誕生から約100年間の自動車の歴史がテーマ。

そして早期申込特典として抽選で選ばれた皆さまが、特別見学ツアーに参加できるという企画にカーくるとして同行取材させていただきました。


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ツアーはトヨタ博物館の館長さんのご挨拶から始まりました。
 
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参加者の皆さんで集合写真を撮った後は、

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自動車ジャーナリスト片岡英明さんと、トヨタ博物館副館長浜田さんのお二人によるツアーガイドが始まります。

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車についてありとあらゆることをご存知のお二人から繰り出される知識の掛け合いのトークは参加者の皆さんの知的好奇心を満たしまくりです。

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電気自動車は車誕生創成期より存在したのにはびっくり。なんと1回の充電で40㎞~80kmも走行可能だったそうです。ベイカーエリクトリック 1902年。

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黄色×黒のカラーリングがとっても今風なシトロエン5CV。

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昔から国によってイメージカラーがあったそうです。イタリア車はやっぱり「赤」。アルファロメオ6C 1750グランスポルト。

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トヨタ博物館はトヨタ車だけでなく19世紀末から20世紀にかけて製造された各国、各メーカーの自動車が体系的に展示されていますので、くるまマイスターを目指す皆様にはもってこいの場所です。

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映画にもなった「タッカー」


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車産業は戦後の希望であり、それまで飛行機を作っていたメーカーが転身することが多いという話は聞いたことがありました。しかしながら、それが車のデザインにどう影響するかまでは考えたことはありませんでした。

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例えば上のサーブなどは非常に空力を考えられ流線形に作られていて、航空機のエンジニアが作ったことが車のカタチから物語っています、なんていう解説をされると、それまで単に「なんとなくツルっとしててかわいいデザインだなー」と漠然と思っていたものが、急にその背景にある時代や人などが透けて見えてくるのでイマジネーションが膨らんでワクワクします。

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こちらの初代クラウンは初任給1万円だったころに100万円したといいます。今の初任給が仮に18万円だとして、1800万円!まさにスーパーカーですね。だからこそ夢があったと言えましょう。

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トヨペットSA型乗用車。トヨペットという愛称はこの時から使われ始めたそう。

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個人的にもすごく好きなデザインです。チシタリア202クーペ。

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日本車も負けてはいません。今見ても非常に心惹かれる形の、てんとう虫の愛称で親しまれたスバル360は登場から10年間軽自動車のトップに君臨した実力を備えた名車でもあります。

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リアの曲線が美しすぎるスズライト。

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現代の街を走っていたらきっとお洒落に映ると思われる車たちがいっぱいありました。

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そしてみんな大好き、スポーツ&オープンカー。このあたりはカーくるをご覧の皆さんには説明不要ですね。ヨタ8カッコいいなあー。

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その他、たくさんの車とそれにまつわる歴史が詰まっていて、とても紹介しきれません。副館長の浜田さんも約1時間ちょっとに集約された説明を「通常は2時間はかかる案内なので時間が足りない」とおっしゃっていました。

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新館は日本のモータリゼーションの歴史を人の暮らしや生活文化と結びつけた展示をしていました。

歴史は繰り返す、と浜田さんはおっしゃっていましたが、実は昔から存在した電気自動車といい、車のデザインも然りですが、一周まわって今また脚光を浴び、今の技術、センスで更新されています。

最近の車のデザインなどはヘリテージをテーマにしたものも多く見られますので、人間が見て美しい、カッコいいと思えるものは、年月を経ても不変な部分があるのだなということが分かった思いです。まさに温故知新の体験でした。
 
トヨタ自動車では2050年にはガソリン車が無くなると予想しているそうですが、これからの「くるま」がどのように変遷していくのか楽しみですね。私たちは大変良い時代に生まれたのかも知れません。

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おみやげのトヨタ博物館カレー(甘口)

そしてその歴史を体系的に学び、それを資格として得ることができる「くるまマイスター検定」は、車好きと名乗るには必須の資格とも思えてきます。

かくいう編集長の私も、これまで3級を持っていたのですが、今回の取材を通じて2級にチャレンジしたくなり、試験の申し込みをしました。

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トヨタ博物館副館長直々のガイドツアー。

豊富な知識の引き出しから、その当時のウラ話なんかをスラスラとお話ししているお二人が私にはすっごくカッコ良く映り、自分も勉強することで知識を得たいという気持ちになりました。

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小林彰太郎氏が愛したオースチンセブン。
   
ここトヨタ博物館では様々な車のオーナーズクラブなどのイベントを駐車場を使って開催されています。試験当日の11月27日はさながらオフ会の様相を呈することでしょう。

受験もさることながら、受験前、後の駐車場やトヨタ博物館での車談義を楽しむつもりで、みなさんもぜひ申し込まれてはいかがでしょうか。

新型トゥインゴや豪華景品も当たるキャンペーンもやっているようですし、11月27日はみなさん、くるまマイスター検定を受けましょう!

申込は↓のバナーよりネットだけで完結できます。ものの5分で終わりますのでとっても簡単です。





Reported by Atsushi togari
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