■オートプラネットとは?
先日、国内最大級の輸入車販売モール「オートプラネット名古屋」を訪問しました
カーくるを見に来られる全国の方はご存知ない人もいる思いますので簡単にご説明しますと、こちらは広大な敷地の屋内展示場にプジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオ、アバルト、ボルボ、MINI、ジャガー、ランドローバー、シボレー、アウディ、BMW、ベンツ、VWなどなど、殆どの中古輸入車がずらっと並べて販売されており、全国でも例を見ないほどの大きな規模の、全天候型の輸入車巨大ショッピングモールです。
初めて来た人はまずその圧倒的な規模に驚かされます。展示場は見渡す限りの輸入車が埋め尽くされています。これだけで、輸入車好きにはテンションMAXです
なんでも250台以上はあるとか。ここだけでミラフィオーリ状態です
■新車販売ディーラーとして
ジャガー・ランドローバー、キャデラック、シボレーに関しては新車のディーラーとしての機能も兼ね備えています。
綺麗な黄緑色(コリマ・ライムと言う色らしい)のイヴォーク!痺れます。カッコ良さが留まることを知りません
■輸入バイクの販売拠点として
近年では輸入バイクの販売にも力を入れており、アプリリア、モト・グッツィ、ドゥカティ、ピアッジオ、トライアンフといった欧州バイク販売の他、ヴィクトリー、インディアンなど、アメリカンバイクの販売にも力を入れています。
まさにマルチブランド!ここに来れば殆どの輸入車・輸入バイクが買えてしまいそうですね。
編集部的に
なバイクはコレ。ドゥカティとイタリアンアパレルブランドDIESELとのコラボモデル。マットブラックのボディがタダモノではないことを物語ります。少し前、FIAT500にもDIESELモデルがありましたね。
■カフェが併設、オフ会などにも
広大な屋内展示場の中にはお洒落なカフェもあります。丁度お昼頃に伺ったので、編集部員もシェフが作る限定15食の絶品オムライスをいただきました。美味しかったです
このカフェ、オフ会で使うのもアリです。天候に左右されないということは、雨男が幹事でも大丈夫
実際にオーナーズクラブなどでの利用として屋上駐車場の一角を借りて、カフェで食事、なんて使い方もご相談に乗っていただけるそうです。最近ではフェアレディZのオーナーズクラブの全国OFF会にも使われたのだとか
そうそう、カーともの
コンドウ☆さんも、以前こちらで幹事としてフレンチフレンチセントラルを開催されていましたね。
■ヘリテージへのリスペクト
こちらの一角は歴史的価値のある車ばかりを並べたコーナー。全てプライスタグ付き。しかもマネージャー自ら管理を行い、動態保存されているとのこと。天候に左右されることなく、しかも車の保管状態も良い状態で販売できることは、こういったヴィンテージカーにとって理想的な環境と言えるでしょうね。
お話を伺ったこちらのマネージャーさんが相当な博識な方で、1台1台丁寧に解説をしていただきました。
マネージャーさんはその昔、シトロエンのクラブの代表を務めていたり、インターネット黎明期に某●フティサーブの掲示版で全国のシトロエンオーナーをまとめ上げたこともあるとか。知識だけでなく、とても熱いハートを持った車好きな方であることが、お話するうちにどんどん伝わって来て、何だかとっても嬉しくなりました
そして今回の取材で編集部が一番心を奪われた1台がこちらです。
ランボルギーニ ジャルパP350!デザインはベルトーネ時代のガンディーニによるもの。フィアットX1/9に少し通じるものがありますが、こちらの方が一回り大きい分だけ、ダイナミックで躍動的なデザインに見えます。(ちなみにX1/9もデザインはベルトーネ)
現物を初めてお目にかかりましたが、現代のランボルギーニには無いコンパクトさ、今の時代を持ってしてもなお前衛的なデザイン、正直一目見てガッツリ惚れました
X1/9が好きな人もかなりの確率でこちらも好きになるのではないでしょうか。
2月に訪問したイタリアのムゼオランボルギーニでもお目にかかることの無かったモデル。といえばその希少性がお分かりになるかも知れません。全生産台数179台、日本では数台しか無いと言われている幻のモデルが、ここオートプラネットにはありました。これを見るだけでも、行く価値アリでしょう
これで
ミラフィオーリや
カーくる新舞子サンデーに来てもらえたら、、、黒山の人だかり
なんて妄想をしてしまいます
■様々な企画や情報の発信地として
その他、オートプラネットでは様々な企画も行われており、クリスマスの時期には生のオペラコンサートなどが開催されたそうです。しかもマネージャーが運転するオープンカーの助手席で女性歌手が歌いながら登場したのだとか。アカペラで建物内に響き渡る声量は観る者を魅了したことでしょう。日本じゃないみたいで素敵な演出ですよね
~
こちらは車に関するアーティスト作品を展示するコーナー。
様々なアーティストの作品が飾ってあります。カーくる関連のイベントでも良く見るはりがねアートの都築さんなどの作品も飾ってありました
こういう文化面での情報発信もされていることは、今回とても素敵な発見でした。
他にもオートプラネットには、女性向け「Girlscollection」コーナーや、中古パーツ、コーティング、ドライブレコーダー、さらにはキャンピングカーのコーナーまでありました
軽自動車やハイブリッドカーもキャンピングカーになってしまうんですね。これは便利ーー
実際にルーフの部分に寝そべってみましたが、177cmの編集部員でも完全に体が伸ばせました。
イベントで遠征が多い時なんか、これあったら便利ですね。
その他出版物に関してもこちらで監修なさっているとのことで、その一部を見せていただきました。中古車情報誌の他、オートプラネットで独自に発行している冊子など様々な出版物のディレクションをされています。
オートプラネットのカフェで使うランチョンマットまでこだわってデザインされており、そのブランドのファンならこれだけでも持って帰りたくなるクオリティだと思います。
最近発刊された情報雑誌「お出かけカフェ3」は全面ホワイトハウスグループ協力の元で作られたということで、様々な頁にたくさんの最新輸入車が出てきます。ここに出てくるオシャレな輸入車で、ドライブしながら素敵なカフェめぐりを楽しむ。そんな生活が想像できるような構成となっていて、ページをめくるたびにワクワクしてきます
編集部員も帰りに本屋さんに寄って帰ったのは言うまでもありません。
■車のテイスティング!?
あと興味深かったのは「テイスティングドライブ」という企画です。これはホワイトハウスグループが販売する正規輸入車14ブランドの中から2台以上をピックアップし、一度に試乗が出来るという企画で、毎月開催されています。
まさにワインの試飲会のごとく、一度に様々な車をテイスティング(乗り比べ)出来ることは、その違いや魅力をダイレクトに味わうことが出来る絶好の機会と言えましょう。マルチブランドのホワイトハウスグループ、そしてその活用の場であるオートプラネットがあるからこそ出来る企画ですね。
編集部も毎年JAIAの大試乗会にご招待いただき、乗り比べレポートを作成しています(
こちら)が、一度に乗り比べが出来ることはとってもメリットが多く、比較検討の際の参考になります。
ちなみに7月はジュリエッタ・パンダ・アバルト595Cを乗り比べ出来るという、イタリア好きには堪らない企画です。まだ募集中のようですので、興味のある方は是非ご応募してみてはいかがでしょうか?編集部も一度応募してみたいと思います
テイスティングドライブ企画
http://www.whitehouse.co.jp/auto-planet/testdrive/
以上、長いレポートになった割には魅力の全ては紹介し切れませんでしたが
とにかく楽しいことがイッパイ詰まった輸入車好きのためにライフスタイルを提案してくれる空間、それがオートプラネットでした。
また遊びに行きたいと思います
INFORMATION
株式会社ホワイトハウス
オートプラネット
愛知県愛知郡東郷町和合北蚊谷29-1 tel 0561-37-5333(代表)
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