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01 マイホーム造りについて  02 建築設計事務所の業務内容・役割

設計の打ち合わせ

  設計のスタートから竣工までの流れ     image004.jpg
 

ハウスメーカーは無料? 

家を建てるには設計図が必要です!
設計事務所に支払う費用のことを設計料といいます。住宅の基本的な計画から、基本設計、実施設計を行い、さらに、工事が設計図通り行われているかどうかを監理する設計監理業務までの対価となるものです。
ハウスメーカーや工務店に住宅を頼むときには、設計料はいらないことになるのでしょうか? 一見そう見えるかもしれませんが、設計は家づくりに欠かせない業務なので、設計事務所に頼まない場合でも諸費用として発生しています。
(計上されていないだけでメーカーや工務店でも必ず含まれています。)
設計料がタダなんて、その程度の建物か、じつは工事費などに含まれているだけなのです。
図面がなくては建物は絶対つくれませんし、そんな恐ろしい建物に何千万のお金を払う気に
はならないでしょう。
『 タダより高いものは無い・・・ 』
家づくりに設計というプロセスはきわめて大切です。自分らしい家、満足できる家を建てたい
のなら、設計料は掛けるべき大切なコストなのです。
(メーカーの本体工事費には諸経費として会社の経費や売上や営業マンの給料、
モデルハウスの建設費や維持光熱費、高額なCM広告料、・・・そして設計料などが
全て含まれます。よって、その分建物が安く造られています。 これでお得でしょうか?)
 

設計料はいくら?

設計事務所に頼むと設計料の分、家づくりの費用が増えるような気がしますが、設計事務所がきちんとした予算管理をしますから本体工事費や別途工事費から 無駄 がなくなります。
その分が、ありきたりな普通住宅ではない質の高いデザインや専門的アドバイス、手抜き工事のない現場監理などに反映され、結果的に質の高い住宅を手に入れることが可能です。
 

設計事務所を上手に利用して下さい。

設計料は建物の種別や規模等にもよりますのでその都度ご相談の上決定させて頂いております。 ( 実際のところ設計報酬金額は国土交通省より告示として発表されたものがあり、本来この計算式から設計報酬を計算することになっています。 しかし計算するとかなりの高額な料金となってしまい、いくら良い建物を予算内で完成させても設計料が高すぎては資金計画がなりたちません。 そこで、建物規模に見合った金額で打ち合せさせて頂いて決定するようにしています。
決して法外な値段を請求する事はありません。
 
設計料は、「基本設計」・「実施設計」・「現場監理」からなっています。
■基本設計(2~3ヶ月間)
 図面として建家概要・配置図、仕上表、各階平面図、立面図(4面)、断面図(2面)など5~7枚ほどを作成します。
 (打ち合せ内容等によって、設計期間は変わりますので、あくまで目安です。)
■実施設計(1~2ヶ月間)
 図面として矩計図、平面詳細図、天井伏図、建具図、展開図、部分詳細図、
 (構造図):基礎伏図、各階床伏図、小屋伏図、そして電気・設備図など15~20枚ほどを作成します。  
確認申請手続き費用
■現場監理(5~7ヶ月間)
 工事が完了するまで、お客様に代わって現場監督と随時打ち合わせをして、
建物が設計図どおりに適性・確実に造られているかどうかを、現場で確認していきます。
 最初の打ち合わせから建物完成まで約10~12ヶ月間の作業ですので、
 本体工事費金額の割合からすると、だいたい7%~12%程度になります。
 住宅の場合ですと目安として設計・監理ともで本体工事費の10%前後程度とお考え下さい。 
(都合によるご相談にも出来る限り努力したいと思っています。)
 
 規模の大きい建物:本体工事費が上がりますので設計料は7%~程度に下がります。
 規模の小さい建物:小さな住宅の場合、本体工事費が低いので設計料は~12%程度に上がります。
(工事費が小さくとも設計にかかる人件費は大きく変わりませんので割合としてはある程度上がります。)
 
*初期段階での参考程度のプラン図は設計料の対象外と考えて頂いて結構です。

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