イベントレポート
カーくる編集部が様々なイベントに顔を出してイベントの模様をお届けするコーナーです。
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2025年1月11日
東京オートサロン2025「トヨタガズーレーシング」
witten by Gocar(Gocarの新くるま情報)
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[ごあいさつ]
今回から、こちらのカーくるにて記事を投稿していくGocar(ゴーカー)と申します。私はこれまで10年弱、YouTube「Go!Carチャンネル」のキャスターを務めてきましたが、2025年より独立し、フリーランスの自動車解説者・ジャーナリストとして活動を始めました。YouTubeでは新たに「Gocarの新くるま情報」をスタートさせております。平日毎日夜8:00からはライブ配信もお届け。クルマ好きの皆さんに楽しんでいただけるよう努めておりますので、どうぞチャンネル登録もよろしくお願いします。
Gocarの新くるま情報↓
https://www.youtube.com/channel/UC7MTbUkX4qbCAXLxYTODikg
2025年1月10日から12日まで、千葉県の幕張メッセにて開催されている「東京オートサロン2025」の取材へ行ってきた。カスタムカーの祭典として、今回で43年目を迎える。昔は「改造車ばかりが並んでいるイベント」というイメージが強かったが、近頃は自動車メーカーの出展も多く、新しいモデルの発表をされることも少なくない。今回、私は自動車メーカーやインポーターのブースを取材して、私Gocarが特に注目したクルマについて、レポートをお届けしたい。
まずは「トヨタガズーレーシング」だ。朝一番のプレスカンファレンスでは、CES2025からとんぼ返りしてきたモリゾウこと豊田章男会長は急遽欠席。体調不良とのことで、直接の声を聴くことができなかったのが残念だった。
そんな中でも、豊田会長の長男である、豊田大輔氏が登場し、乗っているクルマは「トヨタ シエンタ」であるという、このイベントとのイメージの違いで会場を沸かせた。
2025年が始まったばかりであるにもかかわらず「モリゾウの2025年10大ニュース」が発表され、今年こうなるであろうという予想が発表された。
その中で特に注目は
2位 2,000ccエンジンが走り出した
である。以前から、2,000ccの新しいエンジンを開発するという話が出ていたようだが、どうしてもトヨタは時間がかかるといわれていたものの、どうも今年は完成するようである。完成するどころか、実際に搭載してレースに参戦するらしい…?
1位 ミッドシップが走り出した
なんと、これは「GRヤリス」をベースにミッドシップ化されたモデルが披露されたのだ。
昔、ルノーが「クリオ(日本名ルーテシア)」をベースにV6エンジンをミッドシップに搭載したことがあったが、まさにBセグのミッドシップ化という点は共通である。トランクのハッチを開けると、そこにはエンジンが搭載されているのだ。
駆動方式は4輪駆動であるが、プレスカンファレンスでは登壇者たちが、「ミッドシップでこれは4輪駆動だけど、ひょっとしてMRなんとか…もできちゃうんじゃ!?」といった話題も出てきており、章男会長の長男、大輔氏は「我々には決定権がないので、情報を提供するだけで…」といった話をされていたからには、どうも「MR2」や「MR-S」のようなミッドシップスポーツの復活の可能性があるのかもしれない。
ホンダがプレリュードを復活されるという流れがあるのならば、トヨタもミディアムサイズのスポーツクーペを出すのもいいではないか!!これは、期待大である。
今回の「東京オートサロン2025特集」はYouTube「カーくるチャンネル」ともリンクしております。私が、解説しながらお話ししていきますのでお楽しみに!!
YouTube動画はこちら↓
新型2.0Lターボエンジン。出力は300馬力はもちろん、400馬力あたりを超えるかもしれない。
↓おまけ「モリゾウガレージ」にパネル展示されていた、7歳の豊田章男会長
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2024年12月17日
グリーンベル 戸建て賃貸ガレージハウス 見学会 リーガハウス七沢【満室】
witten by カーくる編集部
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車好き・バイク好きならみんな大好きガレージハウス。カーくるも車好きの端くれとして、ガレージのある車生活はとっても憧れています。
憧れが高じて賃貸ガレージハウスを建ててしまったくらいの好きモノですが、そんなガレージ好きな当メディアに取材のお誘いが。
「木製のキット小屋・ガレージの設計、販売、施工で国内最大手の「株式会社グリーンベルは」、山梨県甲府市七沢町に竣工しました「リーガハウス七沢」の完成見学会を開催いたします。
屋内の装飾は、既存の価値に新たなエッセンスやデザインを加え、新しい価値を提供する雑貨ブランド「POST GENERAL」協力のもと、遊び心ある大人のガレージハウスでの日常を演出いたします。」
グリーンベルさんのキットガレージはお洒落かつお値打ちで、カーくるとしても大変気になる存在でしたので、二つ返事で取材に伺う事としました。
場所は山梨県甲府市。正直あまり賃貸ガレージハウスの事を聞かないエリアでしたので、どんな建物なんだろうと思って来てみたら、何と戸建ての賃貸ガレージハウス!!!しかも一度に4棟。ワクワクが止まりません。
土地に対する建物の使い方が贅沢で、これは地方ならではのプランニングですね。
いやもうこれ普通の一戸建てですよね。注文住宅ですか?という感想さえ抱いてしまう 素敵な外観。
東京近郊や東海エリアのガレージハウスの数々を取材して来たカーくるとしても、戸建てガレージハウスは初めての経験です。
シンプルモダンで洗練されたデザインのファサード。個人的にはこの何やらお洒落なゲートがちょっとワクワク感を醸し出していると思いました。当社も賃貸ガレージハウスを経営しているので分かりますが、このゲートって、別にあっても無くても使い勝手は変わらないので、投資として考えた場合には不要とも言えるものですが、でもあった方が断然オシャレ!こういう余裕、余白を愉しむ遊び心って本当に豊かに感じますよね。
シャッターは憧れのオーバースライダー。静粛性が高く、開閉もスムーズです。
ガレージ内の幅は約5m、奥行き約6.8m。大きい車+バイクや自転車が入りますし、モデルルームのように棚を置いて様々な物を置くのに十分なスペースがありました。もちろん水栓も付いて、洗車や水仕事なども出来るようなシンクになっていました。
ガレージと玄関は分かれており、玄関からもガレージにアクセスできるようになっています。
また、ガレージ背面の廊下からはFIX窓越しにガレージが覗けるようになっています。利便性とエモーショナルの両立です。
広い洗面ルームやサニタリースペースは家事の効率化を考えられていて、1つの部屋で洗濯したものを干してそのまま収納する。理想的な導線となっています。
壁や天井は調湿効果のある素材を使っているとの事。住む人の事を考えた設計は嬉しいですね。
2階に登ると、広いリビング、ダイニングが目に飛び込んで来ます。
大きな窓から降り注ぐ光、そして外の景色が最高のロケーションです。
2階のバルコニーはLDKと繋がり、開放感を提供します。天気の良い日には、バルコニーをアウトドアリビングとしても活用できるため、非常に実用的な設計となっています。
そして何と言ってもこの物件「富士山ビュー」なのです!
この日も天気が良く、富士山が綺麗に見えました。写真ですと小さく見えますが、実際に見ると立派な富士山を拝む事が出来ます。毎日富士山が見える賃貸ガレージハウス。最高です。
忘れてはいけないのがこの階段の広さ。2階にキッチンやリビング、寝室を持っていくと、当然、冷蔵庫やソファ、ベッドなどを運ぶ必要がありますが、大きな荷物の移動も快適です。こういったところにも配慮が行き届いている事は素晴らしいと思います。
その他、広いキッチン、収納、寝室やそこに繋がる書斎エリア、ウォークインクローゼットなど、賃貸のレベルを遥かに超える戸建てガレージハウス「リーガハウス七沢」は、車好きの基地だったガレージハウスが、より一般的に、パートナーや、家族と生活を楽しむ場所としても十分に使える、どなたでも快適に住む事が出来るようにレベルアップした、ある意味究極のガレージハウスだと思います。住める方が羨ましい!
詳しい紹介はこちらのグリーンベルホームページよりご覧ください。
https://www.green-bell.co.jp/news/ligahouse_nanasawa/
P.S.ポストジェネラルさんのインテリアコーディネートもとてもセンスよく、リーガハウスをより一層引き立てていました✨
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2024年11月1日
ABARTH meeting in Fuji Speed Way (by THREEHUNDRED)
witten by ハクナマタタ
7
2024年9月22日(日)に富士スピードウェイにて、アバルトのパーツで有名な
THREEHUNDRED
主催のミーティングが開催されました。今回は、THREEHUNDREDの10周年を記念しての特別なイベントです。
こちらは、イベント前日の
ドーミーインEXPRESS富士山御殿場
の様子です。実はこのイベント参加者のために貸切にしてくれました。ホテルの駐車場がアバルトに染められているところが、ワクワク感を盛り上げてくれます。
ホテル内のラウンジも無料で利用でき、温泉やサウナで火照った身体を整えてくれます。
さて、イベント当日は残念ながら雨でした。更に強風も伴っており、どうなるか心配顔の参加者もおりましたが、午後には雨は止むとの天気予報を信じての続行です。
ちなみに、同じタイミングで別の駐車場で開催されていた
アルファロメオのイベント
もご苦労があったようです。
受付はテントの中で。
雨ということで、諸々はパドックエリアを使用して開催することになりました。
この後、サーキットコースを走行するアバルトたちも、準備に余念がありません。
こちらは出展者です。
ドーミーインも出展していました。
ゆるきゃらのドーミーいんこもひっそり佇んでいました。
さて、THREEHUNDRED代表の山口氏の開会宣言後に、参加した子どもたちによるアンヴェール。親の付き添いだけではなく、心に残る参加型イベントとして企画されたものでした。
そこでお披露目されたのはこのアバルト。
色々なところに思いが詰まったスペシャルなクルマです。
パドック内に目をやると、アルファロメオ?
話を聴くと、アルファロメオ側のイベントに出展しましたが強風でテントが壊れ、急遽こちらに避難したとのことでした。
こちらは走行前のクルマたち。
コース走行は、ビギナークラスからエクスペリエンスクラスまで4つのクラスがあり、サーキットデビューのための入り口としてハードルを低くしているのがうかがえました。
運転している人の表情は見えないものの、走行車両からは楽しんでいる様子が伝わってきた気がします。
走行を終えて、パドックに戻ってくる来るクルマ。
お腹もすいてきたころ、これもドーミーインの協力でランチのサービス。
3種類のランチから好きなものを選んで食べて、人気投票をするというもの。
またバスに乗車してコースをゆっくり見てまわるというサービスも開催されました。参加者は、意外と気づかない景色も見られた様子でした。
午後は、ギョーカイ人のトークなども行われ、その後じゃんけん大会も開催されました。
さて参加車両に目を向けると、ステージ前のチューニングされた124スパイダーが。
124は残念ながら雨なのでクローズのままでしたが、全国から集まってきたようです。
ただ全体から見ると、かなり少数ですね。
ただ、マルチエアエンジンのアバルトとしては貴重な車両なので、頑張って維持してもらいたいものです。
ここからは大勢を占める500系のアバルトたち。
カラフルなのが500系の良いところです。
そして独自のカスタマイズができるところも、人気の要因かもしれませんね。
こちらは会場の隅の少数のプントエリア。存在すら知らないアバルトオーナーも増えつつある中、まだまだ維持しているのが心に刺さります。
イベントも終盤に近付き、最後のパレードランです。
勢揃いして出発を待ちますが、その待ち時間も嬉しい撮影タイムです。
また会いましょう!の掲示もいいですねぇ。
ここからはドラレコの画像ですが、走行の様子です。
今回参加して感じたことは、アバルト乗りへの最大限の「お・も・て・な・し」がされたイベントであったこと。悪天候の中でも参加者の笑顔が溢れていたのがこのイベント主催者が目指していたことであるとが実感できました。
主催者やスタッフの皆さまには、大変ご苦労が多かったイベントだったと思いますが、帰路でも感謝の気持ちの余韻が残っていました。
ありがとうございました。
また会いましょう!
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2024年10月7日
La Storia Speciale Alfa114 FujiSpeedway
witten by 美あんこ
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2024年9月22日(日)、静岡県小山町の富士スピードウェイにて『La Storia Speciale Alfa114 FujiSpeedway』が開催されました。
今回で5回目の開催となるこの『La Storia Speciale』はFaceBook上のコミュニティグループ「アルファロメオ友の会」が主催するアルファロメオのオーナーズイベント。
昨年(2023)
、一昨年(2022)と静岡県伊豆市にある中伊豆ワイナリーヒルズで開催されておりましたが、今回は2021年以来となる富士スピードウェイにて開催されました。
当日は朝から荒天模様で午前中を中心に豪雨と強風に悩まされ一時はイベントの続行が危ぶまれる場面もありましたが、午後から少しずつ雨風が収まりを見せ、なんとか最後までイベントができました。
8時の入場開始を前に西ゲートに集合するアルファたち。
お天気下り坂と知りつつも沢山の参加者が集まりゲートオープンを待っていました。
会場入りはしたものの、雨脚は強くなるばかり。おまけに風も強くなってきてプチ嵐状態。
ひとまず本部テントにて受付を済ませましたが、開会式や以降のイベントもしばらく天候の様子を見てから決定するとのアナウンスがありました。
う~ん、雨がひどくてクルマに帰れない…(;´∀`)
ようやくクルマまで戻りましたが、傘は折れズボンはビシャビシャに。(;´Д`)
しばらくは車内で空を仰ぎながら天候の回復を祈ります。
時折雨脚が弱まった頃合いを見計らって、車の外に出て参加者の皆様とお話しさせて頂きました。
お隣に並んだMITOの方が偶然にもご近所とのことで、アルファ談義やご近所情報で盛り上がりました。こうした出会いもイベントの醍醐味ですね。
その後も降ったり止んだりの不安定な天気でしたが、会場に集まった参加車も見学しました。
土砂降りの中、自走で入場してきたジュリエッタスパイダーを見たときは衝撃でした。
こんな荒天にもめげず参加されていたジュリア&ジュリエッタスパイダー&ジュリアスーパー。
貴重なオールドアルファが見られるとイベントに来た実感が沸きます。
彩とりどりなスパイダーも揃い、薄暗い曇天とは対照的に会場に華を咲かせていました。
黄色のスパイダーは三角窓に目張りをして雨漏り対策に抜かりなし!
オーナーの方は「見た目がちょっと…」と話していましたが、この天候では致し方ありません。
そして現代のスパイダーも負けていません。
なんと近代アルファの至宝8cスパイダーの姿も!さらにクーペも来ていました!この天候でこの2台が揃うのは奇跡的ですね。
4c&4cスパイダー勢は多数参加で活気がありました。
916はこのスパイダー一台だけだったような。
サーキットがよく似合うレーシーな75。
ザガートからはSZと155Ti-Z!
アルファ黄金期を支えた147、156、166、GT。
街ではめっきり見かけなくなりましたが、まだまだファンは健在です!(だと思います)
我ら147GTA!(いつまで維持できるか…)
ジュリエッタは70周年!
147の後継車が”ジュリエッタ”という車名を復活させて登場したときは驚きました。
希少色ムーンホワイトのボディカラーを纏った特別仕様車の姿も。
さて今回の一大勢力はやっぱり新世代ジュリア。
こちらも貴重なGTAmを筆頭に沢山のジュリアが集まりました。
嶋田氏が乗ってきた最新の限定車「トリブート イタリアーノ」はジュリアとステルビオに設定されるとのこと。
ブラックルーフをはじめ、各所にイタリアの国旗”トリコローレ”を配した専用装備が採用されている。ジュリア74台、ステルビオは28台の限定となる。
新世代アルファを象徴するSUV、ステルビオ&トナーレ。
こんな天気の日こそSUVの本領が発揮できますね。
アウトドア系カスタマイズがカッコイイ!。
車格も形状も駆動方式も違う3台ですが、ヘッドライトとテールライトに共通点がある。
おしりが魅力的なのはイタ車の美点。
雨が上がれば即洗車!基本です。
本部テントに置かれていた貴重な8c Monzaのペダルカーは里親募集中だとか。
こんな荒天の中、唯一出展されてたショップ。カラフルなミトが可愛かった。
さて、午後になるとようやく雨風が少しづつ弱まってきて、イベント続行がアナウンスされ開会式ができました。
司会進行役の自動車ジャーナリスト 嶋田智之氏の挨拶に続き、LSS実行委員、ステランティスジャパン、(株)カーグラフィック代表 加藤哲也氏がそれぞれ挨拶を行い、LSSが開幕しました。
時間も押していることもあり、開会式に続いて加藤氏、嶋田氏によるトークショーが開催されました。
今年はジュリエッタ誕生70周年ということで、当時のアルファロメオが日本の自動車界に与えた影響などの歴史的な話題から、間もなく登場する最新のアルファロメオにして初のBEVとなる「ジュニア」に関する話題まで幅広くアルファトークが繰り広げられました。
加藤氏の重厚な語り口と嶋田氏の軽妙な掛け合い。短い時間ながらも両者のアルファロメオ愛にあふれるトークに、集まった参加者の皆さんも熱心に聞き入っていました。
トークショーの後は各種表彰式が行われました。
主催者やゲストの方々が選んだ車両のオーナーに記念品が贈られました。こんな嵐のような天気でも来た甲斐がありましたね!
さあさあ、表彰式が終わったらもう最後のイベントとなるパレードランです。
「ジュリア トリブート イタリアーノ」を先頭にコースインの準備中。
一旦ホームストレートに整列!皆さん記念撮影などした後、いよいよ始まるパレードランに備えます。
前も後もアルファだらけ。
コース上を連なって走る新旧アルファロメオ。いい景色です!
コースを2周ほど周回してアルファロメオ編隊を堪能しました。
パレードラン終了後はそのまま自由解散となり、La Storia Speciale Alfa114 FujiSpeedwayは無事に閉幕しました。
今回のLSSは終始天候に悩まされましたが、こんな状況でも諦めずに最後までしっかりと運営して頂いた実行員会や関係者の皆さんに感謝です。ありがとうございました。
自動車業界激変の昨今、我々が大好きなアルファロメオが置かれる厳しい現状も聞こえてきますが、いままで幾度も荒波を乗り越えてきたアルファロメオだと思いますので、この変革期においてもアルファロメオらしいクルマ作りを貫いて、またファンを増やせるようにがんばってもらいたいと感じました。そしてこの『La Storia Speciale』も末永く続いていくことを願う一日でした。
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2024年10月1日
クラシックミニの祭典『Classic Mini Festival 2024』開催!
witten by 美あんこ
12
まだまだ夏真っ盛りの8月25日(日)に静岡県の富士スピードウェイにて、クラシックミニの祭典『
Classic Mini Festival 2024
』が開催されました。
当日は台風接近による天候悪化も懸念されていましたが、雲間から時折のぞく太陽の日差しはまだまだ夏を思わせ、イベント中は天候の崩れもなくサーキットでの楽しい一日となりました。ミニ誕生65周年を記念して5年ぶりの開催となった今回も、レーシングコースで繰り広げられる各種レースを中心に、パドック内での車両展示、ショップ、フリーマーケット、ステージでのトークショーなど様々なコンテンツが用意され、訪れたクラシックミニのファンを楽しませていました。
モータースポーツイベント
富士スピードウェイが誇るレーシングコース上では様々なカテゴリーで争われるレースが行われ、サーキットイベントらしくエキゾーストノートが絶えず鳴り響いていました。
MOTO 〈最速MINI日本一決定戦〉
:推定175馬力前後のレースのために作られた、究極のMiniによる最高峰のモトクラス。
MOTO FIVE / OPEN
:無制限、規定なしのオープンクラスとシリンダーヘッドが5ポートに限られるMini最高峰クラス。
最速クラスともなるとピット作業もぬかりはありません。オイルとエキゾーストの匂いが心地いい!
MOTOクラスの決勝でのトップタイムはなんと2分00秒台!一般的なミニのイメージとはかけ離れた異次元の速さでした。
998Challenge〈日本一決定戦〉
:1,000 ノーマルの 998cc イコールコンディションレース。
1.3i Challenge & INJECTION Class
:'92年-2000年式の Mini 1.3i ナンバー付き車輌の 1.3i Challenge と SUPER BATTLE of MINI レギュレーションで争われる INJECTION Class。
1000T / 1300N / 1300T / BoM1000 / SPRINT
:1,300cc のノーマル & チューニング、1,000cc チューニングと SUPER BATTLE of MINI レギュレーションで争われる Battle of MINI1000 Class、SPRINT Class。
SPORTS RUN
:手軽にご参加いただけるスポーツ走行クラス。クラシックミニおよび派生車ならびに英国車限定(レースカテゴリ参加車含む)。
FAMILY RUN
:どなたでも気軽にご自分のクルマでレーシングコースが楽しめるファミリー走行クラス。追い越し不可、クラシックミニ及び派生車ならびに英国車限定。
家族や友人と共にコースインしていく皆さんの笑顔が印象的でした。
ショップ&フリーマーケットエリア
Aパドック内に設けられたショップ&フリーマーケットエリアでは様々なパーツやグッズを販売しており、大きな子供たちが目を輝かせてショッピングを楽しんでました。ショップもお客もお互いにミニ好きなので和気あいあいとクルマ談義も笑顔も絶えません。
プライスボードを見つめ真剣に購入を悩む若者が。買っちゃおう!
32Fesとキティちゃんがコラボしたこんな貴重なタオルも販売されてました。
ミニのアイスクリーム屋さんでは、イギリス直輸入のウェハースと本場イギリスの味を再現したソフトクリームが人気!
ピット裏にはバラエティ豊かなキッチンカーも来ており、来場者の空腹を満たしていました。
この日は蒸し暑かったので”削りイチゴ”を頂きました。冷たくておいしい!
『MT-DRACO』 ブース取材
ショップエリアの一角にはカーくるイベントレポートでも度々登場している『
MT-DRACO
』ブースが出展していました。
「”調律”チューニング」を旨に、ロータス エリーゼ&エキシージやアバルト 500&595などのオリジナルパーツを企画・販売しているショップですが、クラシックミニでもこだわりのパーツを多く開発しているとのこと。
今回出展されていたのは、オリジナルスペック(ツインバルブ仕様)のハヤシレーシング製ホイール、ウェット&ドライカーボン製ボンネット、FRP製オーバーフェンダー、オリジナル4ポットキャリパー&ローターセット、オリジナルマフラーなどで、どのパーツもこだわりぬいた素材・製造方法と少しの遊び心で製作されており、熟練のミニオーナー達も熱心に見に来ておりました。
当日は「あまり体調がすぐれない」と話していた代表の高田氏でしたが、ブースにミニオーナーが訪れると”不調どこ吹く風”とばかりにクルマ談義やパーツ開発の話を精力的にされており、”根っからのクルマ好き”らしい一面も見られました。
MT‐DRACO公式HP:
https://mtdraco.thebase.in/
メインステージ
メインステージでは、老舗のクラシックミニ専門店「ミニマルヤマ」が会場で発表した”理想のミニ”コンセプトカーを前に、代表の丸山和夫氏と元F1メカニックの津川哲夫氏が理想のミニについて語り合いました。
両氏ともそれなりのご年齢化と存じますが、ミニに対する情熱は衰え知らずで、集まった多くのファンの皆さんも熱心に耳を傾けておりました。
ステージではイベントに華を添えるレースクイーンの皆様の紹介もありました。
車両展示エリア
メイン会場となるAパドック内には参加車両が一堂にならび、参加者の皆さんも各々イベントを楽しんでいました。
カスタム天国エリア
オリジナルのドレスアップやレーシングモディファイ、はたまたオリジナルを大切に守っている車両など様々なミニが集合したエリア。
荷物は沢山詰めそうですが、狭い路地は大変そうです。
これもミニなんですか!?
調べてみると由良拓也氏率いるムーンクラフトがかつてミニモークをベースに作製したレーシングカー”モークスポーツ”とのことでした。
エンジン回りも綺麗にまとめられてたレーシングミニ。コクピットもやる気満々。
これは…某イタリア車ですか?(;´∀`)
内装もそれらしく綺麗にモディファイされてました。
エリア330
”長モノ”と呼ばれる全長が約330cmでロングホイールベースのエステートやバンタイプのミニ専用エリア。
大きな荷室はキャンプやピクニック道具を詰め込んだり、自分の趣味部屋のように飾り付けたりとオーナーそれぞれが楽しんでいる様子が伺えました。
参加者パーキングエリア
ファミリー走行やスポーツ走行への参加、また一般参加のミニが駐車するエリア。
最後のコースイベントでは参加車両によるパレードランが行われました!
コースを埋め尽くす彩とりどりのクラシックミニ。こうして沢山の仲間たちと共に富士スピードウェイのコースを走れるのは貴重な体験となったのではないでしょうか。
実はクラシックミニのイベントには初参加の筆者。クラシックミニ自体についてもあまり詳しくないのですが、ガチンコレース車両から公道を気持ちよく走れるファインチューニング車両、そしてオリジナルを維持しながら大切に乗られているノーマル車両まで、会場に集まった数々のミニを見ているとその懐の広さと奥深さに、名車たる所以を感じました。
今回はミニ誕生65周年記念とのことでしたが、この盛り上がりを見ていると、70周年…80周年…そして100周年となるその時でも今の若いファンがおじいちゃんやおばあちゃんになって、また新しい若いファンも生まれて愛され続けているいるんだろうな~と感じた一日でした。
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