アウディ ジャパンは、ミッドサイズSUV『Q5』を8年ぶりにフルモデルチェンジし、10月2日より販売を開始した。価格は657万円。
2世代目となる新型Q5は、新アーキテクチャ「MLB Evo(モジュラーロンギチューディナルマトリックスエボ)をベースに、デザイン、メカニズムを一新。ボディサイズをやや拡大しながら、徹底した軽量設計により、車両重量を従来型比60kg削減した。
パワートレインは、最高出力を先代比28ps増の252psに高めた2.0リットル4気筒直噴ターボエンジンと7速Sトロニックを組み合わせ、新システムを採用したクアトロ4WDシステムにより駆動。優れた運動性能を発揮するとともに、燃費は13.9km/リットル(JC08モード)と11%改善させている。
シャシーは、新開発の電動パワーステアリングと、前後に5リンクのサスペンションを採用し、ハンドリングと乗り心地を高度なレベルで両立。オプションで新開発のエアサスペンションも設定、「リフト/オフロード」「オールロード」モードを含む7つのセッティングが選択でき、舗装路からオフロードまで幅広い走行条件に対応する。
テクノロジー面では、歩行者検知機能付き衝突軽減システム「アウディプレセンスシティ」などの予防安全システムに加え、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」を全車標準装備。また、デジタル多目的ディスプレイ「アウディバーチャルコクピット」や「マトリックスLEDヘッドライト」などをQ5シリーズで初設定する。
また、最新のコネクティビディー機能も搭載。MMIタッチナビゲーションを介して、アウディコネクトによるインターネットからの情報サービスやWi-Fiスポット機能、スマートフォンインターフェイスなどを標準装備。また、今年からスタートした「セーフティ&サービス」も搭載され、「SOSコール」「オンラインロードサイドアシスタンス」「メンテナンスリクエスト」「マイカーマネージャー」の4機能を提供する。
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