2025年5月25日(土)~26日(日)に、浜松市の渚園にて、フィアットパンダが好きな人の集まり
パンダリーノ2025 が開催されました。
25~26日の朝にかけてこの地でキャンプも行われましたが、特に夜間は風雨に見舞われてなかなか大変だったようです。26日参加の筆者も、気になって雨雲レーダーでチェックをしていましたが、主催者は気が気でならなかったのではないでしょうか。
いよいよ26日の朝、奇跡的に雨は上がり、渚園に向かうと続々とパンダがやってきます。足下は水分が多いものの、雨が上がれば勝ったも同然!
こちらは本部テント。
開会式には雲も切れてきました。
このイベント会場の広さでは、スピーカーでのアナウンスには限界があるため、FM波を利用してアナウンスし、各々のラジオで受信するという手法が用いられていました。
更にアナウンスだけではなく、
パンダリーの歌がヘビーローテーション! ああ、耳について離れない!
♪ 絶滅寸前の~ パンダを救おう~
ここからは会場で見かけたパンダたち。
まずは実行委員長のパンダさん。なんと、スペインのセアトのパンダ・トランスです。荷物が沢山積めそうです。
こちらは、チンクエチェント博物館が連れてきた
panduma のパンダ。イタリアから日本まで走破した貴重な車両です。どうやら、イタリアに帰る目途もたったとか?
少数派のパンダ2(Newパンダ)の中でも更に希少なパンダ ALESSI。黒とオレンジが揃いましたが、ここにグリーンがいればコンプリートだったね。
渚園の広大な芝生には、ゆとりのある駐車で、思い思いの過ごし方が見られました。
テントやタープを張って、ゆったりとくつろいだり、キャンプ飯を作ったり、お喋りしたりと、パンダとの過ごし方を心得ているオーナーから学ぶことが多々ありました。
色々なパンダを眺めながらうろついてみます。
パンダというだけあって、車両のどこかには必ずと言っていいほどパンダがいます。隠れパンダを探すのもまた楽し。
そうそう、このイベントで昨年から採用された御朱印というものがあります。
参加者にはパンダリーノの御朱印帳がもれなく提供され、それぞれ御朱印(3×3cm以内)を準備して御朱印をもらって周るというものです。
このためにオリジナル印を作る方、消しゴムハンコを彫った方、シールを作った方など、なかなか楽しくて、コミュニケーションツールとしては秀逸だと思いました。
お子さんの「ごしゅいんちょうだい!」には、思わず笑顔がこぼれます。
そして、このイベントにはフリーマーケットや出展者も参加しており、それらを眺めてまわるのもパンダリーのならではですね。
閉会式のあとは、思い思いにクルマ並べが行われていました。こんなに沢山のパンダクロスに会えるのもパンダリーノならではです。
最終的な参加者は、PANDA1が133台、PANDA2が20台、PANDA3が100台、その他16台、徒歩1人、合計270となりました。更にそのうち49台(18%)が初参加と、まだまだ新陳代謝が行われているイベントのようです。
最後に、パンダリーノのパンフレットからの抜粋ですが、オートモビルカウンシルでジウジアーロ先生にお会いして来たとのこと。パンダリーノをご存じとのことで、サインもいただけたようです。これこそパンダ外交です!
そしてメッセージにはこう書かれていました。
Bravi!! buone acquista!! G.Giugiaro
(よくやった!! 君たちは素晴らしい買い物をしたね!!)