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いきなりこんな絵柄で何だろうとお思いの方、あえてクルマは出しておりません。スクロールすることでクルマの入ったイラストも出しております。そしてこれを見てあれ?と思われ方、その通り前にボクが描いた漫画そのものです。実は以前に書いたものはボクのミスから画像の差し替えや修正ができずバラバラにUPされる状態になってしまいました。これをどうにか修正したかったのですがいかんともしがたく、最終的な結論は再掲載以外は不可能ということでした。それなら今一度UPするなら何か付加価値を付けないといけないと近頃流行りのAIにサポートをおねがいし、色を付けることで再度載せてみようと考えました。

 

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3話で登場した用賀の出口ですね。ここはクルマは登場せずに町並みだけ出しています


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4話の扉絵。用賀の高速ガードの下が背景です(消火栓がなぜか駐車禁止になっているのはAI故のご愛敬)

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まだ描けていませんが次のお話の扉絵ですね。場所はお話の中でご紹介です。

先駆けてテスト用に表紙を飾った絵を出してみました。本編が再度UPされるのはもう少し先になりますが、Peugeot106が好きな方、大事に乗られているオーナーの方、このお話を以前に読んで楽しんでくださった方ご意見書き込みいただければ幸いです。




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つい先日、世間でいうお盆休み最終日ともいえる16日の日曜日のことだ。ボクは秘密の隠れ家(最近一部でそう呼ばれているらしい)ともいえるバル・イソレッタの小嶋氏の下を訪れていた。バルは少々駅から遠いがクルマ好きが集まるお店だ。ただビアンキやプジョー106のようなクルマが3台も入れば一杯になってしまう珈琲店である。そのこともあって事前に連絡を入れるのが、来店者の常になっている。どうもそこから秘密の隠れ家的なお店として浸透してきたらしい。

 

店舗は期間営業でオーナーが国内にいる間のみの営業となっている。この夏は16日が最終日だったこともあり、居を都内に移してからは久しぶりに訪問となった。変わらないお店の雰囲気と小嶋氏の持ち帰るイタリアの国内での話から始まり、いつしかボクの引っ越しの話になった。そこから少し前に氏のご親類が経営していた商売を畳まれたという話になった。なんでもお母様の父上は酒屋を営んでいたとのこと。その家の仏壇から少々珍しいモノが出てきたので引き取ってきたというのだ。ボクは出されたアイスカフェオレを口にしながら傍らの額縁に目をやった。

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「伊太利国トリノ市  ベルモット製造販売業アルチニエンドローシ会社」そして文の終わりにはこう記されていた。「日本帝国 宮内省」

 

・・・なんじゃこりゃあ‼ 目を見張り向き直るボクに小嶋氏はChatGTPに聞いたところ、このアルチニエンドローシなる会社はマルティ二を製造している会社でお爺様はその輸入または販売に関わっていたのだそうだ。マルティ二といえばあのモータースポーツでもおなじみのマルティ二カラーで知られる企業であり、WRCやル・マンを知るものなら一度は目にしたことがあるロゴである。小嶋氏がイタリア文化に親しんでいることはボクも良く知るところだが、まさか祖父母の代に遡ってのイタリア親交があるというのは驚いた。

 

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イタリアの食文化に詳しい方が皇室にベルモットを納品されていた証明なのでマルティ二社にも報告は行っていると思われる。とのことだったので早速に飾ったのだという。

その反響はかなりのもので中にはネットで同じものを見たことはあるが、本物をお持ちとはと驚かれた方も現れた。その方が言うにはこの年(1922年)は英国皇太子来日があったり、東京會舘がオープンしてバーが出来たりすることで、マルティ二を用意する環境があったのでは?とのことだ。また同年は昭和天皇が成人式を向かえた翌年ということもあり、何か祝い事で必要だったのかもと想像できるとも言われた。

 

この証書には1922年、トリノのMartini&Rossi社のベルモット『MARTINI』が日本帝室御用達になったことを示しているという。その証書を持つ酒屋とはつまりそういうことである。実に104年もの時を越えて再び子孫の下でイタリアとのつながりを証明するに至った1枚の文書。クルマ好き、イタリア好きなオーナーであれば、是非一度訪れて原書を確認してみてはいかがだろうか。

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こんな面白いネタを聴いてしまってはそのうちマンガか何かで書けないものかと、つい思案してしまう。まだ書きかけの話もあるというのに、ネタにだけは当面困ることはなさそうだ。

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 1月24日に所用で静岡までクルマを走らせました。目的は静岡のポルシェディーラーが移転、新装オープンしたことを受けてお祝いのため。きもだ、お前はプジョーそれももうディーラーも匙を投げかけている古いモデルの持ち主だろう。なんでポルシェのディーラーだ?そうお思いの方もいるかもしれません。しかしながらこちらは浜松のポルシェディーラーも合わせればもう10年近くお付き合いのある会社です。こちらでは納車されたオーナー様にボクのイラストを納品させていただいており、この静岡ディーラーのオリジナルサービスでもあります。この度聖一色(こう書いても地元民しかわからんがね)から国道1号沿いの長崎南に移られました。
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まだ移転からの営業再開後3日ほどということもあり、ようやく少し落ち着けたかという感じではありました。入ると大変に高い天井の広々とした店内に最新の車両が迎えてくれる思わずこちらが身構えてしまう印象。さすがこうした演出は車格を表しているおもてなしだと感じさせてくれました。商談ルームは4ブロックに分けられ個別にじっくりとした購入に関する話ができるようになっています。また室内に設置されたモニターにはポルシェの映像が流れていますが、こちらはドイツ本国からの映像が直接ネットで送られてきているそうです。いずれ世界共通でオンラインで映像を共有、もしかしたらディーラーにお客様が皆で集まって世界同時にル・マンをパブリックビューイングなんてこともあるのかもしれません。
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ホール中央の奥まった部分には本社工場のパネルがありその正面には993型の911が展示。これはこちらに非常に良いコンディションのクルマが入ったため、せっかくなのでと展示しているのだそうです。最後の空冷フラットシックスがエンジンのカットモデルとともに展示される。とかく新車ばかりが並ぶディーラーにおっと思わせる演出だと思います。ちなみにエンジンのカットモデルは若手メカニックの手によるオリジナルだそうです。廃エンジンも大事に活用、ちなみにポルシェ静岡ではアプールド部門とは別にクラシケ部門も今後は検討しているとか。引退組のメカニックと若手のメカニックによる技術の継承もしっかりと考えているそうです。
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以前のファクトリーに無かったものがこのジャッキ付きの部屋。なんだと思われますか?これはメンテナンスの打ち合わせルームだそうです。こうして下回りも見える状況にして、お客様と打ち合わせを行ったり、また整備完了時の引き渡しの際にも目視により確認をしてもらうために用意されたものだそうです。
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最後に入って正面の柱にはパネルが飾られており、それに埋め込まれた謎のレンガがあります。
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これこそはドイツ本国の工場社屋のレンガなのだそうです。なぜこのパネルがあるのかというと、今後認定された代理店にはこのパネルが渡されるとのことでこのパネルがあることがポルシェが正式に認めたお店の証となるそうです。奇しくもこの静岡店はその世界第1号店となったとのこと。これからも世界第1号店の誇りを胸にお客様を迎えてくれることと思います。
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2025年9月28日、人材開発センター富士こと富士カームにて富士トリコローレ(どうでいいけど富士が多くなったな)が開催された。トリコローレ自体は毎年同じく欧州車の祭典であるミラフィオーリと対をなすように開催されているが、この富士カームで行われるのは実に7年ぶりになるという。主催はチンクエ・チェント博物館、これまでも上記のような欧州車の祭典を幾度も手掛けている。

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開催前は天候がやや心配されたが、当日は見事に好天。雲が多かったため広場前からの富士の眺望こそ拝めなかったが、それでも参加した車両も参加者の顔も皆輝いて見えた。トリコトーレと銘打っているからにはイタリア車のイベントと思われがちだが、参加車両にはプジョーやルノー、シトロエンといったフランス勢やベンツ、BMWといったドイツ車もいる。参加枠としてこれはありなのか?と思いもしたが、考えてみればイベントタイトルはトリコローレ(3色旗)である。そう縦横の違いはあっても3色にしっかり分かれているのだから何も問題は無いのである。やや苦しめかもしれないが、こうまとめればそうした部分もしっくりくるだろう。

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7年ぶりの開催ではゲストも豊富。おなじみ自動車ジャーナリストでありタレントでもある竹岡圭嬢をはじめネコ・パブリッシングやwebサイトレスポンス等さまざまなメディアが取材に訪れ、参加者に話を伺っていた。またこのチンクエ・チェント博物館主催でおなじみのフリートーク、深津浩之館長、嶋田智之氏、山本衿奈さんの3人による軽妙にして絶妙な掛け合いによってイタリア車の魅力が大いに語られた。

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ボクこと絵描き屋きもだもそうした環境の中、魅力のあるクルマ達の間を動き回っていた。いくつかをご紹介したい。まずはこのクルマ、フィアット500トポリーノだ。500というとついヌオーヴァ500を想像しがちだけれど、これはその前のモデル。こんな車まで参加してくるからその情熱は尋常ではない。オーナーも上り坂が非常に苦手なこのトポリーノをいかに止めずに帰すかが思案のしどころだと言っていた。無事に帰っていただけただろうか?それにしてもお願いして開けていただいたエンジンルーム、ボンネットの長さに対してエンジンルームがこれだけとは驚きである。

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もう1台はボクの若き日のあこがれ(憧れなのか?)の1台、フィアット・クロマである。このクルマ当時のフラッグシップでありながらなんと5速MTしか設定が無かったすごいクルマである。この潔さとハッチバックボディーに当時はすっかりやられてしまっていた。当時ディーラーまで免許もないのに見に行ってアバルトのトレーナーを買って帰ってきたのが、ついこの間のように思い出す。(なんと数年前までまだそのトレーナーが家にあったw)

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本部のある建物を出て左手には協賛会社のブースがひしめき合っていたのだが、建物を出てすぐのところに陣取っていたガラス用フィルム施工会社。なんでも紫外線や赤外線を反射するフィルムの販売をしていた。旧いクルマにお乗りの方々ならそれでピンとくるかと思われるが、いまでこそ当たり前のように紫外線カットガラス等が奢られているが、20世紀にはそんな仕様はごく限られていた。その意味でも非常に興味をそそられる。デモ用の機械に手をかざすとフィルム1枚で熱の伝わりを遮っているのが確かにわかる。

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7年ぶりに帰ってきた富士トリコローレ、午前中だけの時間制限付きとはいえ大変楽しむことができました。また来年もここで開催されることを願って止まない、そして次回があるなら今度は1日しっかり最後までいたいと思いつつ富士を後にしました。

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 もう一月も前のことですが、名古屋にて展示会をさせていただきました。展示会場の名はオートプラネット名古屋。そうカーズ&カフェでおなじみの場所です。そこで開催されたサマーグランドバザールの一環でカーイラストの展示を行わせていただきました。

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展示場にはたくさんの車両が展示されて当然なのですが、額縁を飾るような壁面はほぼありません。ですが会場にはとても素敵な壁面が用意されておりました。なんとアバルトのパーツBOXを流用した壁がそこにあったのです。これはもう展示する側も見に来る側も思わず「おお!」となるアイテムです。会場を訪れた方の中には「これは持ち込まれたのですか?」と聞かれることも(ええ、もちろんそんなものは持ち込めませんw)。



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そんな会場でいざ搬入開始。当日は台風の影響やボクの仕事の都合で間に合うかが心配されましたが、ありがたいことに道路もスムーズで約1時間遅れで到着。通常こうした搬入では駐車場に車を置いて持ち運ぶのですが、そこはオートプラネットさん、106で直に前まで入っていき準備です。
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なんだかこうしているとコレも展示車みたいですよね。と話していると「では置きましょう」と声をかけてくださったのは今回の展示に声をかけてくださった谷川さん。その節は本当にお世話になりました。
実はこの会場にはホワイトハウスさんが初期に販売していたVWタイプ1をはじめ、アぺやオールドミニなども展示しておりました。その流れでそれならとボクの106も展示。乗りと勢いとは怖いものですw

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意外だったのは思いのほか106が子供に人気だったことです。ボクは当日後部にこそ荷物を積んであり雑然としていたのですが、前席は物を置かずに自由に座れるように窓を開けていました。そのこともあってか子供たちが入れ代わり立ち代わりハンドルを握って楽しそうにしておりました。(ええ、こうして幼少のころからクルマは楽しいという刷り込みでジャブジャブに漬け込んで・・・w)

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2日間の間に多くの友人、知人の方々にもお越しいただき、本当に充実した展示でした。この場にてお土産をくださった方々ありがとうございます。ヨメとおいしくいただきました。

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ひと月も過ぎた後ではありますが、改めて声をかけてくださった谷川様、会場の営業の方々、メカニックの皆様、ご来場のお客様ありがとうございました。




プロフィール
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きもだこよし
イラストレーター、ロゴデザイン等を行っております。カーイベントでは愛車の似顔絵屋として関東中部周辺を中心に活動中のほか、カーくる内にて別枠でクルマ語録マンガ「RED Equipe’s冒険隊」を連載中。
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