予備知識として知っておきたい
一般的な自動車流
その7) 市場価格が決まる要素
中古車の程度とは
中古車というと、程度がいつも問題になります。一般的には、年式が古く、走行距離の多い車両は程度が悪いということになりますが、実際にはそうとはかぎりません。中古車の程度は、それまでの使われ方とメンテナンスで決まります。
車庫に保管され、渋滞のない道を多く走り、頻繁にメンテナンスされた車両であれば、どんなに古くて走行距離が多くても、程度良好なことが多いものです。逆に、青空駐車で最低限の車検整備しかせず、渋滞や短距離の走行ばかりの自動車は痛みが早く進みがちです。
ただ、ほんとうの意味での程度は素人にはなかなか判断しにくいのも事実。そして、多くのケースではやはり年式や走行距離にある程度比例するのも事実です。新しくて走行距離の少ない車両はやはりひとまず程度がいいと考えるべきでしょう。

次回につづきます。