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2025年9月28日、人材開発センター富士こと富士カームにて富士トリコローレ(どうでいいけど富士が多くなったな)が開催された。トリコローレ自体は毎年同じく欧州車の祭典であるミラフィオーリと対をなすように開催されているが、この富士カームで行われるのは実に7年ぶりになるという。主催はチンクエ・チェント博物館、これまでも上記のような欧州車の祭典を幾度も手掛けている。

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開催前は天候がやや心配されたが、当日は見事に好天。雲が多かったため広場前からの富士の眺望こそ拝めなかったが、それでも参加した車両も参加者の顔も皆輝いて見えた。トリコトーレと銘打っているからにはイタリア車のイベントと思われがちだが、参加車両にはプジョーやルノー、シトロエンといったフランス勢やベンツ、BMWといったドイツ車もいる。参加枠としてこれはありなのか?と思いもしたが、考えてみればイベントタイトルはトリコローレ(3色旗)である。そう縦横の違いはあっても3色にしっかり分かれているのだから何も問題は無いのである。やや苦しめかもしれないが、こうまとめればそうした部分もしっくりくるだろう。

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7年ぶりの開催ではゲストも豊富。おなじみ自動車ジャーナリストでありタレントでもある竹岡圭嬢をはじめネコ・パブリッシングやwebサイトレスポンス等さまざまなメディアが取材に訪れ、参加者に話を伺っていた。またこのチンクエ・チェント博物館主催でおなじみのフリートーク、深津浩之館長、嶋田智之氏、山本衿奈さんの3人による軽妙にして絶妙な掛け合いによってイタリア車の魅力が大いに語られた。

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ボクこと絵描き屋きもだもそうした環境の中、魅力のあるクルマ達の間を動き回っていた。いくつかをご紹介したい。まずはこのクルマ、フィアット500トポリーノだ。500というとついヌオーヴァ500を想像しがちだけれど、これはその前のモデル。こんな車まで参加してくるからその情熱は尋常ではない。オーナーも上り坂が非常に苦手なこのトポリーノをいかに止めずに帰すかが思案のしどころだと言っていた。無事に帰っていただけただろうか?それにしてもお願いして開けていただいたエンジンルーム、ボンネットの長さに対してエンジンルームがこれだけとは驚きである。

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もう1台はボクの若き日のあこがれ(憧れなのか?)の1台、フィアット・クロマである。このクルマ当時のフラッグシップでありながらなんと5速MTしか設定が無かったすごいクルマである。この潔さとハッチバックボディーに当時はすっかりやられてしまっていた。当時ディーラーまで免許もないのに見に行ってアバルトのトレーナーを買って帰ってきたのが、ついこの間のように思い出す。(なんと数年前までまだそのトレーナーが家にあったw)

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本部のある建物を出て左手には協賛会社のブースがひしめき合っていたのだが、建物を出てすぐのところに陣取っていたガラス用フィルム施工会社。なんでも紫外線や赤外線を反射するフィルムの販売をしていた。旧いクルマにお乗りの方々ならそれでピンとくるかと思われるが、いまでこそ当たり前のように紫外線カットガラス等が奢られているが、20世紀にはそんな仕様はごく限られていた。その意味でも非常に興味をそそられる。デモ用の機械に手をかざすとフィルム1枚で熱の伝わりを遮っているのが確かにわかる。

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7年ぶりに帰ってきた富士トリコローレ、午前中だけの時間制限付きとはいえ大変楽しむことができました。また来年もここで開催されることを願って止まない、そして次回があるなら今度は1日しっかり最後までいたいと思いつつ富士を後にしました。

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 土曜日のことですがオートモービルカウンシルへお邪魔してまいりました。その目的のほとんどがジュウジアロ先生とストラトス・ゼロに会うためといっても過言ではありません。そのため早朝から車を飛ばして幕張メッセへ。しかし、それ以上に早い来場者がすでに長蛇の列を作って並んでいました。おそらくは10:30から始まるジュウジアロ先生のトークショーを聞かんがためにもしかしたら全国からはせ参じたことでしょう。
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始まったトークショーはそれはもう大盛況!なんとか座席を確保できた私が後ろを見回すと、その後ろには3周くらい囲むように人垣ができておりました。登壇したジュウジアロ先生は時にエキサイティングにときに穏やかにそしてちょっとした笑いを交えて通訳越しではありますが、私たちに語りかけてくれました。印象的だったのは昔の方がよかったとかやりやすかったとかそういったことではなく、デザインは今も続いていてその流れの中にいるのだということを我々に教えてくれたことでした。
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今回はGFG代表として息子さんも来日。コロナ禍によりお披露目がWEB上のみにとどまっていたバンディー二・ドーラの公式デビューも併せて行われた。
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整然と並ぶ歴代ジュウジアロデザインのモデルたち
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10周年を迎えたカウンシルでもうひとつのトピックといえば、まちがいなく急遽決まったストラトス・ゼロの展示だろう。もともと関西のイベントに来ていたことからカウンシルでの展示を了承されたと発表されたときには、思わずデスクのイスを蹴り飛ばして立ち上がってしまったのは私だけではあるまい。極端に低い車高、常識からはかけ離れた乗降システム。まるでロボットアニメのように乗り込んでからステアリングを手前に倒して完成するコクピット(ここではあえてそう呼びたい)。間近にてみなければわからないデザインの仕掛けがまだきっとあるに違いないと見倒す自分がそこにあった。(とりあえず落ち着こうか自分!)
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面白かったのは思いのほか過去のプロトモデルが展示してあった点だ。トヨタの4500GTやルーチェの原型であるS8P、三菱のHSR-Ⅱなどだ。HSR₋Ⅱは後部上面に左右独立したエアブレーキを搭載する面白いギミックを持った機体だったことで覚えている。他にも由良卓也デザインの6×4.comのような面白いクルマが出展されていた。ちなみにこのクルマ、ベースモデルはスマートだったのだとか。サイドウィンドウにその片鱗を見つけることができる。
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タミヤからはティレルP34が出展されたがこちらは本物。以前宇都宮で展示されたレプリカを見たとき、少し小さいか?と感じたのだが、本物を見ても思ったよりも小さかったので改めて現在のF1カーの巨大さを思い知らされる。
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さて、最後に来て少しばかり私的な話をさせてほしい。今回カウンシルに初出店をした企業がある。中部地区にある幸田サーキットだ。ここの方の尽力で今回様々なことでカウンシルを堪能することができた。そのこともあり少しばかり話をしたい。こちらは採石場跡を利用して作られたサーキットであり、面白い企画を行って運営をしているサーキットでもある。面白いとはなんだ?そうおそらくは世にも珍しいコース上で寝泊まりができるサーキットなのだ。キャンプ場として夜間泊まって楽しむことができる。しかもコースも面白いこともあってメーカーがテストに使ったりCG(カーグラフィック)の撮影でも使われている(ここ大事)。今回展示されていたアウディ100クアトロもここで撮影を行っていた。興味のあるかたは幸田サーキットで検索をしてみてほしい。余談だがここでコースレコードをたたき出すと自身のクルマをイラスト化して表彰されるということだ。
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多くのカーマニアを魅了してやまないデザイナーと不世出のモデルを呼び込むことに成功した10周年のオートモービルカウンシル。これからも多くのクルマ好きの目を楽しませていただきたいものだ。
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東京は元麻布、仙台坂を上ったあたり…ではありませんが、都築インターを降りて5分ほど小道を行った先に見える緑のシャッターのお店。案内人ではなくオーナーがシャッターを開けてくれるのが、今回ご紹介のお店AUTO GALLERIA MARIEです。
元々は町田にありました写真館マリーにその端を発するイタリアンレストランでしたが、惜しまれながら数年前に閉店。しかしこの度横浜は都筑インター近くの新吉田町に新たにバルとしてオープンしました。イタリア人は朝バルへ寄り、1杯のコーヒーを飲みながらたわいのない話をバリスタとかわして仕事へと向かうのが習慣。そんな場所として再開したのが新生マリー。本日早速行ってまいりました(行ったの夕方ですけどね)。
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オーナーの小嶋氏は大のイタ車好き。イタリアにこだわって再オープンしたバル(あえてカフェではなくバルと書きます)も雰囲気たっぷりに始まりました。まだまだ始めたばかりでこれからというものの、こだわりのイタリアンローストにドリンクもすべてイタリア製にこだわりました。提供し方もイタリア式にこだわった小さなバルですが、中身と客層はエスプレッソ以上に濃い状態。ここに来れば雰囲気そのままに怪しいクルマ談義に聞き耳を立てられるでしょう。

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まだまだ細かいところに手を入れる予定の店内。販売されているお皿などは当時のイタリアンレストランでも使用していたイタリア製の陶器。

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お店の屋上にイタリア国旗が昇っていたら開店している証。
イタリアではバルでコーヒーと一緒にこのプラスチックのコップでお水が付いてくるのだそう。あなたも自分だけのmiobar(私だけのバル)として探してみてはいかがでしょうか?


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 1月の最後の日曜日ティーポの400thのイベントがあり多くのクルマ好きが集まっていました。そんな中でどうしてボクのクルマは壊れて動かないのだろう?ただ、ボクはそっちは多くの人がSNSにあげているので、別のお話を。
このページを読んでいる人はアウトレーヴというクルマ屋さんを知っていますか?わりと変わった欧州車やヘンタイ自動車を好む方には(少なくとも)関東圏で知られたお店だと思います。そのアウトレーヴが都内の矢口渡から新横浜へ移転、リニューアルしたお店にイベント後にお邪魔してきました。

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以前のお店のように住宅街でない比較的通りのある店構えなので、以前よりもより路上からのアクセスはよくなり割と広々とした敷地で(平日と隔週でカクイチさんのお客さんも訪れるので注意)以前のように止めるのにうろうろなんてことはなさそうです。

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我々が乗ってきたのは2台のA310。こうしたクルマでも安心して訪問できる。

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応接室へと案内されたのはまさかのHトラック。インパネ見るとエアコンの吹き出し口があったので、言及はしなかったがもしかしたらH‐BOX(中身トヨタプロボックス)かもしれない。

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中はちょっと昔の喫茶感を出した思った以上に広いお部屋。薪ストーブも完備(ウソです。加湿器付きの電気ヒーターですからw)。久しぶりに訪れたお店のなかで話は尽きないほどでした。帰りしな農家さんから大根を頂いたとのことで、1本いただきその日のうちに我が家では食卓に上がりました。新生アウトレーヴ新横浜に立ち寄った時にはちょっと気にしてみてください。
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 皆様、年が明けましたね。今年は諸事情によりあまり大ぴらに挨拶がしにくい私、きもだではございますが今年もよろしくお願いいたします。さてマンガRED Equipe’s冒険隊に先駆けて2025年用のイラスト公開です。今年は巳年ですからやはりアルファロメオと行かせていただきました。個人的にはコーダトロンカも捨てがたいのですが、やはりここはボートテイルで行こうと思います。
本当はコブラのGT500とかも考えていたのですが、そちらもまたいつか書く時もあるかもしれませんね。今年はいろいろ考えないといけない年になりそうな気がします。いつまでマンガも描かせてもらえるのか?どこかから別のマンガが描かせてもらえないものか(オイ!)イラストもさらに仕事量と研鑽も積まないといけませんね。さて今年はいかなる年になるのやら、はじまりはじまりでございます。

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イラストレーター、ロゴデザイン等を行っております。カーイベントでは愛車の似顔絵屋として関東中部周辺を中心に活動中のほか、カーくる内にて別枠でクルマ語録マンガ「RED Equipe’s冒険隊」を連載中。
愛車情報
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参加グループ
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カウンター
Counter
2025年10月
1
大安
2
赤口
3
先勝
4
友引
5
先負
6
仏滅
7
大安
8
赤口
9
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10
友引
11
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