フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、コンパクトカー『ポロ』を約8年ぶりに刷新し、販売を開始した。価格は209万8000円から265万円。
新型ポロは、フォルクスワーゲン(VW)の次世代プラットフォーム「MQB」をコンパクトクラスで初採用。全長は先代比+65mmの4060mm、ホイールベースは同+80mmの2550mmとなり、室内空間を拡大。特に後部座席の快適性や乗降性を大幅に向上させたほか、ラゲージルームも71リットル拡大し、351リットルとなり、実用性も向上させた。
MQBの採用によるホイールベースの延長で、前後ホイールはさらに前後方向に寄せられるとともに、前後のオーバーハングが短くなり、よりパワフルでスポーティなスタイルを実現。全幅は65mm広い1750mm、全高は10mm低い1450mmとなり、ワイド&ローの精悍な印象を付与。新デザインのフロントバンパーはボンネットを低く見せ、安定感を強調している。
インテリアは操作系を一列に配置した水平基調とし、使い易さを向上。さらに、VW純正インフォテイメントシステム「ディスカバリー プロ」をポロシリーズで初採用。モバイルオンラインサービス「VWカーネット」のテレマティックス機能を利用することで、リアルタイムな交通情報などをドライバーに提供する。
新設計の1.0リットル3気筒ガソリン直噴エンジンは、小排気量ながら最高出力95psで、従来の1.2リットルエンジンよりもパワーアップ。乾式の7速DSGと組み合わせ、市街地では十分な動力性能を発揮するとともに、ロードノイズは抑えられ高い静粛性を実現している。また、上級モデルに使われている先進安全技術を全車標準装備。ユーロNCAPで最高評価となる5つ星を獲得した。
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