[ごあいさつ]
今回から、こちらのカーくるにて記事を投稿していくGocar(ゴーカー)と申します。私はこれまで10年弱、YouTube「Go!Carチャンネル」のキャスターを務めてきましたが、2025年より独立し、フリーランスの自動車解説者・ジャーナリストとして活動を始めました。YouTubeでは新たに「Gocarの新くるま情報」をスタートさせております。平日毎日夜8:00からはライブ配信もお届け。クルマ好きの皆さんに楽しんでいただけるよう努めておりますので、どうぞチャンネル登録もよろしくお願いします。
Gocarの新くるま情報↓
2025年1月10日から12日まで、千葉県の幕張メッセにて開催されている「東京オートサロン2025」の取材へ行ってきた。カスタムカーの祭典として、今回で43年目を迎える。昔は「改造車ばかりが並んでいるイベント」というイメージが強かったが、近頃は自動車メーカーの出展も多く、新しいモデルの発表をされることも少なくない。今回、私は自動車メーカーやインポーターのブースを取材して、私Gocarが特に注目したクルマについて、レポートをお届けしたい。
まずは「トヨタガズーレーシング」だ。朝一番のプレスカンファレンスでは、CES2025からとんぼ返りしてきたモリゾウこと豊田章男会長は急遽欠席。体調不良とのことで、直接の声を聴くことができなかったのが残念だった。
そんな中でも、豊田会長の長男である、豊田大輔氏が登場し、乗っているクルマは「トヨタ シエンタ」であるという、このイベントとのイメージの違いで会場を沸かせた。
2025年が始まったばかりであるにもかかわらず「モリゾウの2025年10大ニュース」が発表され、今年こうなるであろうという予想が発表された。
その中で特に注目は
2位 2,000ccエンジンが走り出した
である。以前から、2,000ccの新しいエンジンを開発するという話が出ていたようだが、どうしてもトヨタは時間がかかるといわれていたものの、どうも今年は完成するようである。完成するどころか、実際に搭載してレースに参戦するらしい…?
1位 ミッドシップが走り出した
なんと、これは「GRヤリス」をベースにミッドシップ化されたモデルが披露されたのだ。
昔、ルノーが「クリオ(日本名ルーテシア)」をベースにV6エンジンをミッドシップに搭載したことがあったが、まさにBセグのミッドシップ化という点は共通である。トランクのハッチを開けると、そこにはエンジンが搭載されているのだ。
駆動方式は4輪駆動であるが、プレスカンファレンスでは登壇者たちが、「ミッドシップでこれは4輪駆動だけど、ひょっとしてMRなんとか…もできちゃうんじゃ!?」といった話題も出てきており、章男会長の長男、大輔氏は「我々には決定権がないので、情報を提供するだけで…」といった話をされていたからには、どうも「MR2」や「MR-S」のようなミッドシップスポーツの復活の可能性があるのかもしれない。
ホンダがプレリュードを復活されるという流れがあるのならば、トヨタもミディアムサイズのスポーツクーペを出すのもいいではないか!!これは、期待大である。
今回の「東京オートサロン2025特集」はYouTube「カーくるチャンネル」ともリンクしております。私が、解説しながらお話ししていきますのでお楽しみに!!
YouTube動画はこちら↓
新型2.0Lターボエンジン。出力は300馬力はもちろん、400馬力あたりを超えるかもしれない。
↓おまけ「モリゾウガレージ」にパネル展示されていた、7歳の豊田章男会長