「Gocarの新くるま情報」のキャスターGocarです。平日毎日夜8:00と日曜日夕方4:00からはライブ配信をお届けしています。クルマ好きの皆さんに楽しんでいただけるよう努めておりますので、どうぞチャンネル登録もよろしくお願いします。
2025年1月10日から12日まで、千葉県の幕張メッセにて開催されている「東京オートサロン2025」の取材へ行ってきた。カスタムカーの祭典として、今回で43年目を迎える。昔は「改造車ばかりが並んでいるイベント」というイメージが強かったが、近頃は自動車メーカーの出展も多く、新しいモデルの発表をされることも少なくない。今回、私は自動車メーカーやインポーターのブースを取材して、私Gocarが特に注目したクルマについて、レポートをお届けしたい。
今回はクルマ好きにとって、特別なブランドともいえる3つのメーカーを取り上げる。まずは「アルピーヌ」である。今回の東京オートサロンでは「A110 R チュリニ」が展示されていた。
ベースのA110に比べ、バランス最適化されたエアロダイナミクス、多くのカーボンパーツを採用し軽量化を図る、ハンドリングのレベルを引き上げる専用シャシー採用といった特別なモデルである。
そして、最後は「ロータス」だ。ロータスも昔を考えるとラインナップがガラッと変わっており、2028年までにオールエレクトリックのラグジュアリーブランドになるという方針だ。今回目を引いたのはフロントはピンクで、リヤにかけてオレンジ色のグラデーションがスゴイ「エメヤR」というモデルである。
これはロータスとして初めて投入されたBEV「エレトレ」に次ぐ、2車種目のBEVで、4ドアGTモデルである。「エメヤ」「エメヤS」「エメヤR」と用意されているが、この「エメヤR」はデュアルモーターで、最高出力は918馬力、最大トルクは985Nmを発揮する。0-100km/h加速は恐るべき、2.78秒である。
今回の「東京オートサロン2025特集」はYouTube「カーくるチャンネル」ともリンクしている。ぜひ、こちらもご覧いただきたい。
YouTube動画はこちら↓
今回は9回にわたり、東京オートサロン2025の模様をお届けした。
ずいぶんおとなしくなってきている「ジャパンモビリティショー」=元東京モーターショーを思い出すと、今から20年ほど前の東京モーターショーの活気を感じるところがある。私個人としては、全面BEVという方針よりも、使う人は十人十色、それぞれ違ったクルマが必要なわけであるから、様々なパワートレインを用意すべきであろうと考えている。そんな人間からすると、今回のイベントはワクワクさせる内容も多かったうれしいショーであった。