こんにちは!カーくるアンバサダーのYU(ゆう)です!
今回ご紹介するのは乗って3秒で「ああ〜!好き!!」と思わず声を漏らしてしまった、ちょっとヤンチャなMT‐DRACO仕様のアバルト500 エッセエッセです。
ー可愛い顔したピッコロモンスター、ABARTH500 esse esse(FF/5MT)
イタリア語の"esse esse"(エッセエッセ)は"SS"という意味。走りを重視した「スーパースポーツ」です。
余談ですが、昨年アバルト・ブランドの誕生70周年を記念して既存の595コンペティツィオーネに若干手を加えたアバルト595エッセエッセが誕生しましたね。
ーMT-DRACO製パーツ満載のアバルトを試乗
某秘密基地でいざ試乗!ギアを1速にいれていつもの感覚でそっとアクセル踏み込んでいきましたが”ブウン!"と力強く発進。頼もしいパワーに軽量化されたボディが加わって意のままに動いてくれます。「楽しい…!!ああ~好き!!」。まるでわんぱくな子供が外で駆け回っているよう。元々走りやすいアバルト500エッセエッセですが、実用域でさらにトルクアップされているのでこれなら街乗りからちょっとしたスポーツ走行も十分楽しめますね。
ーどんな手を加えているのか
ボンネットを開けてみると、見た目も美しいスポーツサクションがこんにちは。何度もテストされたというスポーツサクションとSACLAMスポーツマフラーは走りだけではなく上品なサウンドにも貢献しています。個人的に好きなNAのような歯切れのよい乾いた音がするので、つい高回転域で回したくなる…!
よく見るとアーシングがついてます。
アーシングって分かりづらいしオカルトな話も多くてあまり私は鵜呑みにしないのですが…個人的には、こうやって”見えないところでやってる感”を出すのは、とても好き。
装着したらオーディオの音がはっきり変わったらしい(DRACO高田さん談)。詳しい説明はMT DRACOのブログをご覧ください。超高性能アーシング Zero Earth NERO MKⅡ
私は体感できませんでしたが、だからといって全く効果が無いわけはなく、これがもしレースの世界だったら体感できないほんの僅かな違いの積み重ねが大きな違いとして現れますからね。
ターボは冷却が命!と言わんばかりにフォグランプは無情にも外され、代わりに細いステンレスメッシュグリルが取り付けられています。通常よりお口をあんぐりと大きく開いているように見えますね。前置きインタークーラーもしっかり覗いてます。ターボ車なので熱くなって膨張した空気を送り込んでは意味がありませんからね。フルTIGステンレスメッシュグリル
ZF Racingの別体タンク付き2WAY車高調は、沈み込みがしなやかですが跳ね返りが固め。街乗りでは固さを感じますが、秘密基地ではコーナリングでも踏ん張りが効き、立ち上がりではすぐに加速を手助けしてくれて、なんだか運転がうまくなった気分!←
綾織カーボンのボンネットは、”アシンメトリー”というこだわりで手間暇かけて制作されています。
その他64鍛造チタンボルト、オリジナル4本スポーク裂開鍛造総削り出しホイール(17インチ)と6potブレーキキャリパー&2ピースローターは大胆に肉抜きされていて前回のフィアットと同様にアバルトもナンバー付きであるが軽快に走るクルマに仕上がっています。ちなみにローターサイズはクラス最大サイズのφ332×33。
ークルマと共に生きたいという想い
MT-DRACO高田さんのモットーはコンピュータを弄らずあくまでも街乗りもできる心地よいチューニングが基本。いくら面白い車でも実用的でなければ運転を愉しむ機会が減ってしまいますよね。近所のスーパーでのお買い物もワクワクさせてくれる車に乗ろうよ、というコンセプトには私も心動かされます。「乗る人の人生が愉しくなればいいな」と少年のような笑顔で語る高田さんのモノづくりにこれからも期待したいです。
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