昨日の木曜日の夜、久しぶりに馴染みのBAR に飲みに行って来た。
こちらのお店、ハタチぐらいの時に友人から紹介されてから通った店なのでかれこれ20年の付き合いになる。
当時はアルバイトの帰りに飲みに立ち寄ったり、友達と飲みに来たりと思い出が詰まったお店です。
無論、お店の主であるマスターとも同じだけの付き合いがあるわけで、若かりし頃からのすべてを
見られている。
見てもらっている感じ(笑)
なんだか良く考えたらちょっとこっ恥ずかしいぐらいね。
で、今回久しぶりに・・・実に1年以上ぶり?に訪れた理由は、こちらのお店が移転してしまうので、今のこの場所で飲めるのも最後と聞いたから。
一年以上も訪れていなくても、マスターとフェイスブックで繋がっているから昨夜が移転前最後の営業日と知ったわけだし・・・最近は本当に便利。
で、カウンターに座って最初に頼んだのはシャンディガフ。
無論、普通の素っ気無いシャンディガフではなく、ヒューガルデンとウィルキンソンの辛口で作ったもの。
これは昔からこの店に来ると頼み続けてきた物で特別な思いがあるね
ウィルキンソンのピリッとした辛さがヒューガルデンの白とよく合って仕事帰りの乾いた喉には最高!
グイッと飲み干して、さっそくおかわりを頼んだのは言うまでもない
※ちなみに、普通にこの店でシャンディガフを頼んだってこのヒューガルデンを使った一杯は出てこない
そして食事に頼んだのはイノシシ肉のポトフ。
これは思い出の皿ではなく、最近のメニュー。
獣臭さがあると思いきや、まったく臭みが無くてちょっと拍子抜けするぐらい。
純粋に肉の味を楽しむ事が出来たのと、あまりのスープの美味しさにスープも取り分けて全部飲んじゃった。
マスターに秘密を聞いてみると、「やっぱり仕留め方とさばき方だね」とシレッと教えてくれた・・・。
猟師やないし、それじゃ真似出来ないやん!って、こんな食材で真似する機会も無いか(笑)
そしてその後もステキなメイン達を平らげて行きました。
鹿肉のソテーは、ポトフと一緒で最近のこの店の味。
牛や豚とは異なる肉の香りでこれまた赤ワインに合うわぁ、癖になる!
最近なかなか来られていなかったことを急に悔やみ始める・・・くそっ、もっと頻繁に来てりゃ良かった
そして、パリパリ生地とネギの辛味と香りが楽しめる和風ネギピザはこの店で食べる僕の定番。
この和風ネギピザ、なかなか真似ようとしても自宅では出来ないのが悔しいところ。
ネギのチーズ、そしてパリパリの生地とのハーモニーがまさに絶品!
このピザが食べたくて今夜来たと言っても過言じゃない。
でも、いつかきっと自宅でもこの味を再現してやるぅ!
ラストナイトという事で時間に関係なくお客さんが次から次へと入ってくる。
8時前に店に入って既に2時間。そろそろ次のお客さんに席を明け渡す頃かな?と、最後にカクテルを。
最後の一杯も思い出の一杯。
バナナを使ったフローズンカクテルなんだけど、これまた絶妙な甘さ加減で〆のデザート感覚でクイッと頂けちゃう。
お酒がまだまだ苦手でカッコ良くワインやウィスキーを頂く事なんか出来なくて、それでもカッコつけたくて若かりし頃に飲んでいたのが当時の流行りだったカクテル。
マスターが丁寧に作ってくれるカクテルは何でも旨かったけど、生フルーツをふんだんに使ったカクテル達はスタイリッシュに見せかけて飲めたのでホント色々なシチュエーションで使わせてもらったかな?
その中でも当時から〆に飲んでいたのがこのバナナのフローズンカクテルだった。
要するに甘ちゃんの頃の味。
でも・・・結構アルコールは強いので注意が必要だよん!と、昔は隣の娘に注意したとかして無いとか(笑)
学生時代に通い始め、会社に入ってからもよく飲みに来た。
無論コンパでも使ったし、友達の二次会の会場にした事もあった。
今の店になってから(7年前にも雑居ビルから路面店に移転した)は休日のランチに嫁さんと飲みに来たこともある。
楽しい時も辛い時も通って飲んだ。
そしてラストナイトは美味しくて楽しいお酒になった。
いやぁ、新しいお店が移転先でOPENするのが楽しみだなぁ。
こんな名古屋の BAR DonJuan(ドンジュアン)に僕と一緒に飲みに行く人いませんか?