売りたい人に 愛車を人に譲るためのノウハウ
その2) 手間はかかるがいれしいことが多い
個人売買で売ることのメリットとデメリット
個人売買でクルマを売ることのメリットは、まずは高く売れること。買う側にとっては中間マージンがない分安いのですが、売る側にとっても業者への売却よりは高くなるのが普通です。
何より、長年乗って愛着あるクルマが、下取/買取によってどこか知らないところへ売られていくのは悲しいものです。買い手の顔が見える個人売買なら、自分のクルマがきっと愛してもらえるはず、と思えます。
デメリットは、残念ながらいくつかあります。まず、何より時間がかかることでしょう。買い取りなら売りたいと思ったその日に現金を手にできますが、個人売買では売ると決めてから1ヶ月、あるいはそれ以上かかるのが普通です。
また時間がかかることで売ったお金を次のクルマの代金に充当できないこともありえます。下取りの場合ならそのお金が次のクルマの代金に当てられるので、スムーズに乗り換えが可能です。古いクルマの方にローンが残っている場合も、車両を売らないとローンの残債を支払えません。こうしたお金の問題は残念ながらついて回ります。
お金は問題がなかったとしても一時的に新しいクルマと古いクルマの二台を持つことになり、車庫が余分に必要になったり、新たに任意保険をかけたりする必要に迫られたりもします。
次に、なにかと面倒が多いことです。愛車をキレイに掃除して写真を撮り、本サイトにアップロード。型式や登録年月日なども間違いのないように入力しなければなりません。また、現車確認したい人がいれば対応しなければなりませんし 買い手が決まってからも引き渡しなどをしなければなりません。
最後のデメリットは、トラブルの可能性です。売ったとしてもお金が回収できるかという問題はありでしょう。また買い手と直接取引する以上、取引後に不当なクレームをいう人に当たる可能性も、ゼロではありません(カエルナラはこの部分の問題を改善するため、会員制の導入など様々な施策を用意しています)。
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