小型乗用車トヨタ『パッソ』およびダイハツ『ブーン』がフルモデルチェンジを受け、4月12日より販売が開始された。価格は115万0200円から183万0600円(ブーンは185万3280円)。
新型パッソ/ブーンは、ダイハツ工業が開発から生産まで一貫して担当。パワートレーンは全車、最高出力69psを発生する1.0リットル3気筒エンジンとCVTとの組み合わせ。ダイハツのイーステクノロジーを採用し、2WD車はガソリンエンジン登録車トップの走行燃費28.0km/リットル(JC08モード)、4WD車は24.4km/リットルを実現した。
パッケージは、取り回しの良いコンパクトなサイズを維持しつつ、前席と後席の間を従来型に対し75mm延長することで、クラストップの前後乗員間距離940mmを実現。ゆとりある広い室内空間を確保した。また、軽量高剛性ボディやサスペンショチューニングにより、街乗りでのフラットな乗り心地と安心感ある走りを提供する。
安全面では、衝突回避支援システム「スマートアシストII」を搭載。衝突警報機能(対車両・対歩行者)、衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)、誤発進抑制制御機能(前方・後方)、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能の5つの機能でドライバーをサポートする。
グレード展開は、シンプルで親しみやすい「X」に加え、スマートかつ上品な装いの「MODA」(パッソ)/「CILQ」(ブーン)を設定し、小粋なデザインに一新した。