ルノー・ジャポンは、RRレイアウトを採用した新型『トゥインゴ』を9月15日から発売すると発表した。価格はインテンスが189万円、キャンバストップが199万円。
3世代目となる新型トゥインゴは、従来のFFをやめ、RR(リアエンジン・リアドライブ)を採用。これまでエンジンを積んでいたフロント部に生まれたスペースを利用し、タイヤの切れ角を49°まで増やし、最小回転半径はクラストップレベルの4.3mを実現した。
パワートレーンは最高出力90ps、最大トルク135Nmを発生する0.9リットル直列3気筒ターボエンジンと6速エフィシエントデュアルクラッチ(EDC)の組み合わせ。アイドリングストップ機能やエネルギー回生機構なども備え、軽快な走りとともに、21.7㎞/リットル(JC08モード・インテンス)の低燃費も実現している。
フロントマスクは、ルノーのデザインアイデンティティであるブラックグリルとロザンジュエンブレム、折り目を思わせるプレスラインの入ったポリプロピレン製ボンネット、「目」を連想させる大きなヘッドライトが特徴。さらに、丸型の4灯LEDポジションランプとバンパー下部に設けられた大きなエアインテークで個性的な表情を与えている。
また、全長3620㎜×全高1545㎜×全幅1650㎜というコンパクトサイズながら、車体の四隅に配置されたタイヤによって、前モデルより125㎜長い2490㎜のホイールベースを確保し、広々としたキャビンスペースを実現。室内は大きなフロントウインドウとサイドウィンドウ、高いアイポイントのシートによって、見晴らしの良い空間とした。