メルセデスベンツ日本は、「メルセデスAMG C43 4マチック(セダン/ステーションワゴン)」を一部改良するとともに、クーペモデルを追加し、8月より注文受付を開始した。価格はセダンが880万円、ステーションワゴンが952万円、クーペが905万円。発売は今月9月を予定。
今回の一部改良では、全モデルに9速AT「9G-TRONIC」を採用。多段化によるスムーズかつ俊敏な変速により0-100km/h加速を0.1秒短縮した。また、前後トルク配分を従来の33:67から31:69へと、さらにリアドライブ側にシフトすることで高いコーナリング性能を実現した。
また、スポーツハンドリングモードを追加した3ステージESPを採用。システム介入前に一定のドリフトアングルを許容するスポーティなドライビングを楽しむことができる。さらに、エンジンの油温・水温などの表示やサーキット走行時などラップタイム計測が可能なAMGメニューを追加することで、スポーツ走行を車両の状況を把握しながら楽しむことができる。
全モデル、AMGロゴ付のダイヤモンドグリルやブレーキキャリパー、サイドステップカバーを採用するとともに、メルセデスAMG C63と同じホイールセンターキャップを装着。さらに、AMGエンブレム付キーカバーも標準装備する。
また、セダン/ステーションワゴンには、左ハンドルに加え、ユーザーからニーズが多かった右ハンドル仕様を追加した。