静岡県立美術館で開催中の『
富野由悠季の世界』展をロードスターの仲間と共にプチツーリングを兼ねて見てきました。
早朝、箱根に集合。
コロナ禍でなかなか集まれず、この日久しぶりに会う仲間もおり軽く近況を報告し合いつつ静岡方面へ出発!
今日は、NA3台にアバルト124スパイダーに乗換えた仲間を加え4台でのツーリング。
前日まで降り続いていた雨も上がり、オープン日和となりました。
富士山も冠雪していよいよ秋の深まりを感じます。
国道1号線をひた走り、早めの時間に静岡市入り。
先に昼食を済ませようということで、静岡といえばココかな?(;´∀`)
美術館からも近い「さわやか静岡池田店」に行きました。
オープン10分前に到着し整理券は9番目。
混んではいましたが、いまだ数時間待ちの御殿場店とは違いすんなり入れました。
ランチ後は腹ごなしに日本平をひとっ走り。
10年ぶりくらいに訪れましたが、頂上にある電波塔の周りに「
日本平夢テラス」なる新しいランドマークも出来ており、いっそう魅力的なスポットになってました。
駿河湾と富士山を一望でき、カフェも併設しているので、ツーリングの途中でここでマッタリするのもイイですね。
我々はあまり時間が無かったので足早に散策したあと、いよいよ静岡県立美術館に。
この日はちょうど”学芸員によるフロアレクチャー”が開催されるとのことで、観覧前に受講してみました。
レクチャーはコロナの影響で展示フロアとは別室で行われましたが、展覧会の概要や展示内容の紹介など30分程度の説明を受け、全体像や展示会の裏側もある程度知ることができました。
レクチャーの最後に「展示会をじっくり見ると概ね3時間程度はかかると思います」と言われ、この時点で閉館まで3時間だったので「そんなにかかるの~?」と焦って展示フロアに向かいました。
日曜日ということで展示フロアは結構混んでいましたが、老若男女さまざまな世代の方が訪れており、「どうせ俺たちアラフィフ世代のおっさんばかりでしょ…」と偏った先入観を持って臨んだ私は、そのファン層の広さに驚きました。(;´∀`)
展示フロアはそれほど広くなかったのですが、富野監督の幼少期の作品をはじめ、各アニメの紹介や手書きの設定資料、絵コンテ、動画展示、当時の関連玩具など貴重な資料が多数展示されており、じっくり見ていくと何時間あっても足りないくらい大変見応えのある展示会でした。
私は富野監督についてそれほど詳しいわけではありませんが、幼少期にガンダムをはじめとしたロボットアニメと共に育った世代としては、大好きだった作品を懐かしい映像で振り返りつつ、その裏にあった詳細な設定資料や原画に触れて、改めて富野監督の才能の奥深さと、作品に関わっていた方々の熱気を感じました。
また一緒に訪れた仲間も同世代ということもあり、当時の話で盛り上がりながら観覧できたのも非常に楽しかったです。
歳をとると過去の記憶を共有している仲間達との時間が本当に貴重になるな~と実感します。(笑)
結局、閉館近くまでねばり体力の限界がきましたので、後ろ髪を引かれつつも美術館を後にしました。
もう一度くらい行っても良いかな~。(;´∀`)
帰りは高速道路でサクッと帰り、この日も楽しい一日となりました。
今までと違う世の中になりましたが、その中でも少しずつかつての日常が戻りつつあることに感謝です。