前回のブログでエンジンの振動が凄いって書いたけど、エンジンマウントが生きてるから不快な振動が室内に伝わる訳じゃなくペダルを通して足の裏やシフトノブを通して掌に心地よい鼓動となってダイレクトに伝わって来る、それがドライバーを高揚させる一つのファクターであり、低回転域で重低音が響き、高回転域で高音が弾け、胸のすく加速が堪らん。 今回交換したエンジンオイル(レスポVタイプ)は超ハイレスポンスを謳うだけあって徒でさえワイヤースロットルなのでアクセルレスポンスが鋭いのにダイレクト感が増した感じで、これが殊に堪らん。元々フリクションを極力低減させるためクリアランスが大きめなエンジンだからピストンリンクの摩耗が少ないお陰か、多走行でも元気いっぱいパワーもりもりで走ってくれる。全くタフやね。 このやる気にさせるインパネ回り。F1マシン、マクラーレンホンダのインパネに似せて造ったんだから然もあらん。プッシュ式エンジンスターターもキーを捻ってから押すという当時のF1マシン宛らで小径のハンドルもレーシーな気分を高め、クイックな身のこなしがまた堪らん。 スリークなボディスタイル。サイドシルの下回りをブラックアウトした効果が出ていると思う。 おまけの一枚。 赤いヘッドをもつ縦置きVTECエンジン。常用域でも1速2速なら結構引っ張れて高回転まで音を楽しめる。 打てば響くとはこのことか、こうもドライバーにびんびん訴えかけて来るエンジンは他にないのではないか、少なくとも今時の車には絶対ないと思わせるに充分な唯一無二の味わい。最高の一言やね!