是非 豆知識としてお読みください。
●イモビライザー /[セキュリティ]
英語のimmobilize(動けなくする)から名づけられたもので、電子キーに内蔵されたICチップと、車のコンピュータ側でID信号を照合し、一致したときのみエンジンが始動できるシステムのこと。
物理的なかみ合わせだけだった従来のキーに比べて盗難防止効果が高く、車両盗難の被害に遭うことが多い高級車を中心に純正採用も広がっている。一部の保険会社では純正イモビライザー装着車に対し、車両保険を割引するサービスも登場して恩恵を受けています。
●アルカンターラ /[装備]
自動車の内装合成皮革の一つです。
髪の毛の1/200という極細のミクロ原糸を綿密に絡ませた、織物でも編物でもない一層構造の不織布。もともと自動車用の素材として開発されたため、耐久性はもちろん耐光性、難燃性に優れ、本革や他の合成皮革と比べてもメンテナンスに気を配らなくてもよくなりました。
柔らかな質感と優雅な風合いが特徴で、優れた放熱&吸熱特性により寒い冬は暖かく、夏は逆にサラッとした、心地よい肌触りが魅力です。色、柄をコーディーネートしたシートもたくさん見受けられます。
●オーバーハング /[基本性能]
車の全長のうち、ホイールベースからはみ出した部分のこと。前輪中心からボディ前端までをフロントオーバーハング、後輪中心からボディ後端までをリアオーバーハングと呼びます。
オーバーハングが長いと見た目の安定感は増すものの、最小回転半径が大きくなり、狭い道での取り回しが不便になりやすい。
またハンドリング面でも前後の慣性重量が増えることで悪影響を及ぼすことがある。現代の車では、居住スペースを確保するためにロングホイールベースを採用するものが多く、オーバーハングは短くなる傾向にあります。
●ガーニッシュ /[エクステリア/インテリア]
ガーニッシュとは、車を装飾するパーツのこと。本来は、グレードや車種を示すオーナメントと同義ですが、日本ではオーナメント以外の装飾部品をガーニッシュと表現することが多いです。
具体的に見ていくと、エクステリアでは、サイド下部を小石の飛び跳ね等による傷つきから守るサイドシルガーニッシュ(画像参照)などが一般的。インテリアでは、シフトパネル周辺を飾る本木目調やアルミ調のセンターガーニッシュなどが用意されている例を見ることも多いのではないでしょうか。
自動車のオーナーになったら、自分ならではのちょっとしたカスタマイズをしたいもの。ガーニッシュはオーナーと車の絆を深めるちょっとしたアクセントなのかもしれません。
●クーペ /[基本性能]
前席優先のボディスタイル。2ドアタイプが主流ですが、全高の低いスタイリッシュなフォルムをもつ4ドアセダンを、4ドアクーペと呼ぶこともあります。後席の居住性や荷室スペースといった実用性はセダンやハッチバックに劣りますが、流麗かつスポーティなデザインを取り入れやすく、スタイリッシュでデザインコンシャスなモデルが多いです。
まだまだ続きます・・・