フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、7人乗りのコンパクトMPV『ゴルフ トゥーラン』を11年ぶりにフルモデルチェンジし、販売を開始した。
グレード展開は、トゥーラン初のエントリーグレードとして「TSIトレンドライン」を新たに設定し、従来の「TSIコンフォートライン」、最上位グレード「TSIハイライン」と合わせ、3グレードとした。
ボディカラーは新色カリビアンブルーメタリックとアトランティックブルーメタリックを含む全5色展開で、価格はTSIトレンドライン(受注生産)が284万7000円、TSIコンフォートラインが317万円、TSIハイラインが376万9000円。
新型車は、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台「MQB」を採用。全長4535mm×全幅1830mm×全高1640~1670mmと、従来型に比べて長く幅広くし、ホイールベースも伸長させ、よりスマートでスタイリッシュなプロポーションとした。同時に従来よりも広い室内空間を実現。最大荷室容量1857リットルを確保できる多彩なシートアレンジを可能としている。
パワートレーンは、従来型よりも10ps高出力した最高出力150psの新開発1.4リットルTSIエンジンと7速DSGの組み合わせ。MQB採用による20kgの軽量化などもあり、燃費は従来の15.0km/リットルから18.5km/リットルに大幅に改善している。
また、先進安全技術や装備、運転支援システムを装備するほか、インフォテイメントシステム「Composition Media」には、MirrorLink、CarPlay、Android Autoの3つの通信プロトコルに対応する、最新のコネクティビティ「App-Connec」を搭載。幅広いスマートフォンアプリに対応する。