アウディジャパンは、『A4アバント』をフルモデルチェンジし、4月21日より販売を開始。価格は2.0 TFSIが547万円、2.0 TFSIスポーツが585万円、2.0 TFSIクワトロが626万円、2.0 TFSIクワトロ スポーツが653万円。
新型A4アバントは、2月に発売した新型『A4』セダン同様、次世代モジュラープラットフォーム「MLB evo」をベースにゼロから再設計。開発にあたっては走行抵抗の削減を主要テーマとし、軽量化に取り組むとともに、エアロダイナミクスの最適化に注力し、ワゴンボディではトップクラスのCd 0.26(欧州仕様値)を実現した。
パワートレーンは、セダン同様、2種類の2リットル直噴ターボエンジンと7速Sトロニックの組み合わせ。全モデル、スタート/ストップシステムやエネルギー回生機構を標準装備する。クワトロと組み合わされるハイパワー仕様は従来比41psアップの最高出力252psを発生し、燃費効率も15.5km/リットル(JC08モード)と14%改善した。もう1つは、新燃焼方式を採用した最高出力190psの最新世代ライトサイジングエンジン。同エンジン搭載のFWD仕様は、従来比33%の向上となる18.4km/リットルの低燃費を実現する。
安全面では、「アウディプレセンス」の機能を拡充することで、ミッドサイズカーの水準を超えた予防安全/乗員保護を実現する。「アダプティブクルーズコントロール」に「アクティブレーンアシスト」を加えた新機能「トラフィックジャムアシスト」を搭載。アクセル、ブレーキに加えて、状況に応じてステアリング操作にまでシステムが介入など、将来の自動運転への途を切り拓いている。