メルセデスベンツ日本は、メルセデスベンツ『Sクラス カブリオレ』を発表、6月2日より注文の受付を開始した。納車開始は10月中旬以降の予定。価格は「S550 カブリオレ」が2145万円、「メルセデスAMG S63 4MATIC カブリオレ」が2750万円、「メルセデスAMG S65 カブリオレ」が3417万円。内外装に特別装備を採用した限定モデル(8台)「メルセデスAMG S63 4MATIC カブリオレ エディション 130」3251万円を設定する。

Sクラス カブリオレは、2015年のフランクフルトモーターショーで発表され、1961年から1971年に販売された『W111』以来44年ぶりに復活したラグジュアリー4シーターオープンモデル。「モダンラグジュアリー&インテリジェンス」のコンセプトに基づき、美しさと高級感だけではなく、安全性や快適性など、自動車に求められるあらゆる要素とオープンエアドライブを高次元で究めた。
Sクラス カブリオレは、Sクラスクーペをベースにオープンボディ化。アルミニウムハイブリッドボディシェルなどを採用することで、クーペと同等のボディ剛性と軽量化を両立した。ソフトトップは3層構造で、閉じるとカブリオレの高級感を強調するとともにクーペのような静粛性の高い室内空間を作り出す。操作はセンターコンソールのスイッチで行い、50km/h以下であれば、走行中でも約20秒で開閉可能。カラーは、ブラック、ダークブルー、ダークレッドの3色を用意する。
オープン走行時には、ウインドディフレクターとドラフトストップで構成する「エアキャップ」が空気の流れを上方に高く跳ね上げるとともに、後方から室内への風の巻き込みを低減。また、ルーフの開閉に伴う温度変化を感知して温度と風量を調節するクライメートコントロールを装備し、常に快適な室内環境を提供する。