三菱自動車は、『アウトランダーPHEV』を一部改良、併せて最上級グレード「Sエディション」を新たに設定し、販売を開始した。価格は365万9472円から478万9260円。
今回の一部改良では、従来の走行モード「バッテリーセーブ」「バッテリーチャージ」に加え、EV走行を優先させる「EVプライオリティ」を設定。またエンジン始動性を改良し、素早いモーターへの電力供給を可能としたことで、加速レスポンスを向上させたほか、約80%までの急速充電時間を約30分から約25分に短縮した。
走行面では、ショックアブソーバーのバルブ構造見直しと減衰力の最適化により、操縦安定性と接地性を向上。安全面では、衝突被害軽減ブレーキのセンサーをミリ波レーダーからカメラとレーザーレーダーを併用したシステムに変更。歩行者検知機能を追加するとともに、衝突回避性能を向上させた。
最上級グレード Sエディションは、フロントラジエターグリル、アルミホイールをダーククローム調で統一し、BピラーおよびCピラーを光沢のあるブラック、前後バンパー下部のスキッドプレートをボディカラー同色とすることで、スポーティなプレミアム感を演出。また、ビルシュタイン製の高性能ショックアブソーバーを採用し、操縦安定性を高めたほか、スマートフォン連携ディスプレイオーディオを標準装備する。