トヨタ自動車は、プラグインハイブリッドモデル『プリウスPHV』をフルモデルチェンジし、2月より販売を開始した。価格は326万1600円から422万2800円。
新型プリウスPHVは、大容量リチウムイオン電池の搭載やプラグインハイブリッドシステムの効率化により、環境性能を進化させた。EV走行距離は従来比2倍超の68.2km、EV走行最高速度は135km/hを達成。HV走行燃費も37.2km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現する。
充電システムは普通充電、急速充電に加え、量産車世界初となるソーラー充電システムを採用。最大約6.1km/日(平均で約2.9km/日)の走行分を太陽光発電でまかなうことができる。また外部給電機能には、エンジンをかけずに家電が利用できる「EV給電モード」を追加した。
外観は、大型グリルとアダプティブハイビームシステムを採用する4眼LEDヘッドランプで先進感を表現。リアは、2つの膨らみを持つダブルバブルウインドゥ、一本の赤いラインでつないだハイマウントストップランプとリヤコンビネーションランプなど、個性的なデザインとした。
インフォテイメントシステムには、トヨタ初の11.6インチT-Connect SDナビとDCM(Data Communication Module)を標準装備(除くS)し、コネクティッドサービス「T-Connect DCMパッケージ」を初度登録より3年間無料で提供。警告灯点灯時、クルマから発信される情報を基にオペレーターや販売店から適切なアドバイスが可能な「eケア(走行アドバイス)」や、充電状況の確認・操作、エアコンの操作、充電ステーションの検索などが可能な、PHV専用スマートフォン向けアプリ「Pocket PHV」を提供する。