ホンダは4月24日、今夏の発売を予定している新型『シビック タイプR』が北コースを7分43秒80で走行し、FFモデル最速ラップを更新したと発表した。
走行テストは最終開発車両で行われ、先代シビック タイプRが記録したタイムを7秒近く更新し、運動性能の大幅向上を証明してみせた。新型シビック タイプRは、2.0リットルVTECターボエンジンを最高出力320ps、最大トルク400Nmにパワーアップするとともに、6速MTのローレシオ化によって加速性能を向上。加えて、新プラットフォーム採用によるねじり剛性の向上(+38%)やボディの軽量化(-16kg)、マルチリンク式リアサスペンションの採用などにより運動性能を大幅に高めている。
また、サーキットでの走行性能だけではなく、一般公道でのグランドツアラー性能も大幅に進化。新たに設定したコンフォートモードを含む、3つのドライビングモードによって、市街地からサーキットまで、より幅広い走行シーンにマッチしたダイナミック性能を提供する。
新型シビック タイプRは、2017年夏より欧州と日本・北米を含む世界各国で販売される予定だ。
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