そして物語を作る上でストーリーはもちろんキャラクター等は重要ですが、ここに関わったことのある方々からはその背景にある店舗こそが大事であったりするわけです。そう極端に言えばお話以上に舞台である背景が主でもあったりします(笑)。
ただ今回は選んだ題材というか、扱う要素の一部が微妙なものでもあり、場合によっては人からいろいろと言われることもあるかもしれません。ですからもしもUP後不快な思いをされた方がいたり、お叱りがあったりした場合は削除することもありえます。それでもこのお話を楽しんでもらえたら、関係者であっても容認いただければ幸いに思います。ですから描いた側としては面白かったといってもらえれば何よりです。それでは前回と同じくこの物語は完全にフィクションです。登場する団体や個人その他もろもろと、一切の関係はごじません。見聞きした覚えのあるところがあるかもしれませんが、それらはすべて気のせいです。
お楽しみいただけましたでしょうか?まあ、事実と違うとかこれは本当はこうのはず等色々とあるかもしれませんが、コレも構成上の都合とボクの知識不足がなせる業とご容赦いただければと思います。実際もう1台を所有しているとある某俳優さん(故人)ですが、娘さんのインタビューだったかブログかなにかで、父が持っていた観音開きのロールスロイスとありましたので、確かにファントムⅤもお持ちだったようです。他にも劇中ではジェームス・ヤングのコーチビルドを使っていますが、宮内庁にあったのはパークウォード製のものがベースであったようです。何よりも調べると出てくる画像はすべて4灯ばかりとなっていて、宮内庁への納入は1961年とあるので2灯のはずなのですが、謎はいろいろとあります。ちなみに1963年に4灯へ変わっています。ファントムⅤは正式な御料車ではなくあくまでもつなぎとしてものだったようです。そのため運用回数も極めて少なくよく知らない(知られていない)こともあるようです。もともとベースになっている話自体がかつて西家会というところで横聞きしたことがはじまりですのでこんな物語が裏側にあったら面白いなあと思います。
それでは3話目があるのか?いつになるかはわかりませんが、またお会いできればと思います。