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2020年2月10日

witten by きもだこよし

今回は思ったよりも早く半年？10か月？ぶりくらいにはUPできました。ボクの趣味で描く不定期クルママンガ、世田谷区用賀3丁目その3話です。ちなみに前回はこちら。https://carcle.jp/UserBlogComment?UserID=4504&ArticleNo=100
今回はオカムラという事務家具メーカーの歴史にちなんだものです。過去にGAZOOさんのお仕事でお邪魔したのですが、元々はこちらのクルマを見に行ったことが、きっかけでした。今はなくなってしまったメーカーとりわけ多くの人がその存在すらもはや忘れてしまったのでは？と思うからこそこうした形で描いていきたいとも思います。ただ、今回はいろいろとコンテを切っていくと30ページ近くになりとても時間がかかるので、初の前後編になりました。これを読んで皆さんにも楽しんでもらえればと思います。

表紙完成.jpg

というわけで後編に続くのですが、いかがだったでしょうか？こちらのオカムラさんにはずいぶんとこの時にはお世話になりました。こんな形ではありますが、少しでも伺ったお話を還元できればと思います。続きははたして描けるのか？それはいつになるのやら？心配は尽きませんが、もしも続きが読んでみたいという奇特な方がいらっしゃればと、思いながら頑張ってみたいと思います。
ここでハタと思いだした。ボク今日は誕生日だったんだ。こんな日にまで何を描いているのやら(笑)

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comment (4)

■ハクナマタタ on February 10, 2020 Monday

へぇ～、オカムラってATを作ったことがあったんですね。勉強になります。

しっかと、環八のニトリも描いていて、観察力は流石ですね。

続きも読みたいです。

■きもだこよし on February 10, 2020 Monday

ハクナマタタさん、実は国産トルコンATの草分けだったそうです。鉄道用のトルコンを受注したことから始まり、1950年代にそのスジでは先端を行っていたそうです。もっとも他の自動車メーカーもそうした研究開発には余念がなかったそうなのですが、いち早くショーデビューを飾ったのはミカサのようです。
ですが、本格的に参入をしようと工場の新設や生産ラインの確保と、さあこれからというときに銀行が待ったを掛けまして、既存の仕事さえフル回転なのにこれ以上事業を拡大するのもどうでしょう？となってしまったそうです。
実際には他メーカーの横槍のようなものがあったようで、そちらがもう同じようなオートマを出すので、手を引いてもらえないかといった大人の事情があったようです。

以前GAZOOさんで椅子の話を取材に行ったときに、お土産に資料を始め社誌までいただいたので可能な限り盛り込もうとしましたが、いかんせんかなり削る羽目になりました。

■はるぱ on February 10, 2020 Monday

楽しく読ませて頂きました！

オカムラが自動車を作ってたのは聞いた事がありましたが、日本初のATを作ってたとは知りませんでした…

106のメーターが踊ったりと、我がバルケッタと共通点もあり親近感が湧きます（笑）

また続編を楽しみにしてます！

■きもだこよし on February 11, 2020 Tuesday

はるぱさん、ありがとうございます。実はそうなのですよ。ちゃんと日本機械学会というところで、日本最初のトルコン式ATとして機械遺産として認定もされているのです。ただ劇中では英国の雑誌も当時世界最小のと話していますが、ここには実際にはおそらくと注釈がなされていたので、当時のジャーナリストも完全に検証はできていないようです。ちなみにこのミカサツーリングはオカムラ椅子の博物館に行くと１Fに展示されています。改めて整備は必要でしょうが、実際に走ることもできる状態だそうです。

106の話については今後もちょいちょい出していきますが、まあ普通の人から見ればメーターが躍ったって壊れてるクルマなんですよね。1話から比べてどんどん千亜がポンコツになっていくのが(汗)

次回をどのくらいの時間で描けるかはわかりませんが、後半も頑張りますね。

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