8月に入り、日本中が夏真っ盛り。
人にとってはレジャーやバカンスにはもってこいの季節なのだが
欧州車にとっては高温多湿の過酷な気象条件が続く。
いつものように蒼獅子2号を機嫌良く走らせていると
不整地路で後部座席からカタカタと音がする。
どうもメカニカルな異音とは違う感覚。
なんだろう?とルームミラーを見てみると…
あっー、ハイマウントストップランプの天井が振動してる!
車齢8年を迎える前についに来たかー

クーペの定番中の定番でもある
加水分解なり…
ボディと内装内張の間に挟んであるウレタンスポンジが
ボロボロになって剥がれ落ちてくるそうだが
ビミョーに剥がれたため、ビミョーな隙間ができて音を立てていた。
瞬間接着剤を塗ってみるも、たわんで全然くっつかない。
しょうがないので、逆に引っ張る荒療治を敢行。
隙間が広がったぶん、音がしなくなった。
よし、音がしないぞ。
まさしく「毒をもって毒を制す」
いやいや、かなり情けない対処であった。
さらに次の日…
今度は走行中に運転席のドア付近からギシギシと音がする。

カーテシランプあたりの内張が浮いてる…
う〜む、こうやってみるとシンプルに見えるドアも
エッジのきいた複雑な曲面で構成されているな。
いやいや感心してる場合じゃない。
取りあえずそっと押し込んで異音対策終了。
助手席側も点検するがこちらは異常なし。
どうやら開閉頻度の差が如実にあらわれたもよう。
ここで一句
騒がしさ 中くらいなり 獅子2号