週末にヘリを飛ばしていますが、見に来た方から「どうして逆さまに飛べるの? なんで落ちないの?」と
よく聞かれます。
そこで今回は車には全く関係ありませんが、背面飛行ができる理由など ヘリの事を少し紹介します。
このヘリは自衛隊にもありますが、アメリカ映画にもよく出てくる ブラックホーク の1/45のモデルで、
砂漠系の迷彩塗装をしました。
ブラシレスモーターでメインローター(4枚仕様)とテールローターを駆動していますが、このモーターは
40,000rpm以上の回転になりますから、電動と言っても結構な音がします。
飛行はメインローターのピッチを変え(可変ピッチと言います)高度・ロール軸・ピッチ軸の制御をします。
テールローターもピッチが変わり、ヨー軸の制御をします。
で、問題の背面飛行はどうするかというと
普通に飛んでいるときは プラス側のピッチで
制御し
背面状態の時は マイナス側のピッチで制御します。
問題はピッチの切り替えとスロットルの関係なのですが、今の無線機はスイッチで通常飛行と曲技飛行を
切り替えることができます。
通常モードでは、スロットルが0~100%になり、ピッチは0~10度(機種により変わる)
曲技モードでは、スロットルが100~80(中立位置)~100%となり、ピッチは-10~0(中立位置)~+10度と
なります。
背面状態の操作は逆になり、頭の中が???になりますが、良いボケ防止にはなります。