2006年に長女が産まれたとき、それまで乗っていたスバル プレオでは手狭になり「とりあえず広くて安い車を…」ということで急遽我が家にやってきたシエンタ。
当初は特に思い入れも無くこんなに長い間乗るとは思いませんでしたが、愛嬌のある顔つきや、良く見ると意外とカッコいいプロポーション、ちょっと安っぽいけど広い車内、気兼ねなく使えるシンプルさ、そしてほとんど故障も無く維持費も安いということで重宝し、買い物や子供たちの送り迎えなど日常生活の足としての役割にとどまらず、実家への帰省や長距離の旅行などでも活躍してくれました。
購入から13年半で走行距離も20万キロを目前に控え、2月末には車検も迫り、いよいよ本気で乗り換えを考えて昨年後半から中古車サイトをパトロールする日々を過ごしていましたが、先日ようやく良いクルマが見つかり乗り換えが決まりました。
シエンタ自体は大きなトラブルを抱えておらず、少しメンテすればまだ乗れそうでしたが年式や走行距離もアレということで結局廃車コースとなりました。
思い出の詰まった車との別れに、次女は「シエンタがいなくなるのヤダ~」とグズり、私もちょっと切なくなりましたが、それでも車両入れ替えの前日には、長い間家族の生活を支えてくれたシエンタに感謝を込めて、最初で最後の家族そろっての洗車をして送り出しました。
シエンタ、長い間ご苦労様でした!