雨天時の運転はワイパーとのお付き合いがかかせない。
そこで、かねてから懸案だったワイパーのビビリ対策に取り組む。
セダンの時はブレードのゴムが半年ぐらいでベロンと剥がれたりして
いささか閉口していた。
クーペになってからは流石にそれはなくなったが、
ビビるのはどうも引き継がれてるみたい。
モリブデンなどのビビリ防止の液も塗ってみたが
クーペに限ってはほとんど効果なし。
結局、塗り重ねた撥水剤を取り除くことから始めてみる。
まずはガラスに塗り込む、塗り込む、そして塗り込む。
そして研磨、研磨、研磨。
最後に水洗い、水洗い、水洗い。
汗だくになりながら完成テストしてみると…。
見事ビビリ解消!
しかし、ここで新たな問題に気付く
撥水しないと、ワイパーの性能の限界なのか、どうも視界がよくない。
意を決して撥水剤を塗り込む。
水滴をはじいて走行時の視界は劇的によくなったが
見事ビビリ復活!
これってディーラー解説によると
ワイパーゴムは、ワイパーアームとワイパーブレードのスプリングの力で
ガラスの表面に貼り付く様に取り付けられています。
このガラスの表面は、つるつるではなく凹凸があり、
この凹凸があることでワイパーゴムとガラス表面との摩擦が小さくなり
ワイパーブレードがスムーズに動くようになります。
撥水コート剤やワックス等の油膜が、ガラス表面に付くと
この凹凸を埋めてしまうことによってガラス表面が整地された様につるつるになり、
ワイパーゴムとガラス表面の摩擦が大きくなって、
その結果ワイパーゴムの滑りが悪くなり、
滑りの悪くなったゴムをワイパーモーターが無理矢理動かす状態になる
のだそうだ。
う〜ん、あちらを立てればこちらが立たず状態。
早く梅雨が明けて欲しい。