早いもので既に三月に突入し 遂に今月末の禁漁までの最終局面を迎えた桧原湖氷上ワカサギ釣り。
前回から一週間のインターバルを空けポカポカ陽気の中での釣行を期待しましたが現実は真逆で。。。
猛り狂った様に地吹雪が巻き上がり運転する先々の視界も遮る今シーズン一番の最悪コンディション。
いつもの温度計チェックも猛吹雪でデジタル表示が写りませんがフロントウインドウ越しに-5度を確認。
氷上は10m先も見えないホワイトアウトで吹き荒れる暴風と地吹雪で前進するのも辛い状態。
さすがに今日はテントでワカサギ釣りをするツワモノも極僅か。。。
今回は前年シーズンに続いて姪っ子Nちゃん参戦ですので ココまで来て引き返す訳にはいきません。
地吹雪で息ができなくなりそうになるので 風上に背を向けてスノーモービルの迎えをジッと待ちます。
なんとか釣り小屋に到着し釣り座を構え魚探を放り込むと底から2m位の間は反応がビッシリ。
但し ここのところ棚は浮き気味のようですので いつもよりも魚探の感度レベルを上げてみて
仕掛けが群れの中を直撃するのを画像で確認しながら中層の獲物をGETする目論見。。。
先ずはノーマル仕掛けで底付近を徘徊しているワカサギの拾い釣りからスタート。
1年振りに氷上ワカサギ釣りに挑戦したNちゃんにさっそくHIT!
釣りセンスがいいのか久しぶりとは思えないスムースな竿捌きでしっかりワカサギGET。
わざわざ休みを合わせてまで極寒の地に来た甲斐があったと思えた瞬間。
でも外は相変わらずの暴風雪で近くの釣り小屋も霞んで見えますが
そんな悪天候でも釣り小屋の中はいたって快適に釣りを続けられます。
時間の経過と共に徐々にワカサギの泳層が浮き出してきたところで仕掛けをダブルに変更。
通常の倍の棚を探れるようにしますが餌付けと仕掛け捌きは困難に。。。
難易度の高い激渋の状況にも神経を竿先に集中して微妙な前アタリを逃すまいと前傾し
『あっ!遅いのか~』とか独り言を発しながらもなんとかアタリを合わせて数を伸ばしていきます。
こちらも負けじとつられて頑張りますが。。。
さすがにいつまでも荒れ狂う地吹雪に身の危険を感じて早上がりを決め込みます。
最終釣果はやっと40匹に届かせるので精一杯。。。今シーズンで一番最低の貧果。
実数検量では45匹のNちゃんに1匹差の44匹で負けてしまいました。(ヤバイ。。。)
でも非常に厳しいコンディションの中でも十分に楽しんで貰えたことだけは何よりだったかと。
もう一度のリベンジ釣行を誓って甲子園の土ならぬ桧原の雪をクーラーBOXに詰めて帰ります。
次こそは。。。
それではっ!