。。。とはいっても某F重工業製の水平対向Engを積んだ低重心のスポーツカーの仲間ではなくSLのお話。
C11&C12といったSLが走る真岡鉄道の真岡駅構内に新たに誕生したSLキューロク館は

井頭公園に静態保存の名目で長いこと鎮座していた9600型蒸気機関車をこの場所に移送・整備して
本来の加圧蒸気からコンプレッサーが生み出す圧縮空気に動力源を変更したSLの走行が見れる場所。
生憎。。。実走は日曜・祝日に限られているため今回訪れた平日は残念ながら車両の見学だけですが
重整備された車両に近づくと鉄道車両特有のマシン油の匂いが香ばしく漂ってきます。(嗅ぎ鉄かぁ?)

この車輌は1920年(大正9年)に製作され1976年(昭和51年)に廃車が決まるまでのおよそ半世紀を
北海道の機関区で活躍し延べ256万km(地球64周相当)もの距離を駆け抜けて来た勇者。

一切の装飾を廃し まさに質実剛健といった言葉が似合う無骨な造りですが

車体のアチコチに刻み込まれた傷跡からは往時の過酷な旅の一片が偲ばれます。

このSLが自走できる状態にまで復元された姿を間近で見ると感慨深いものがあります。
歴史的にも貴重なキューロク以外にも心惹かれるお宝車輌が周辺にはゴッソリと。。。
キハ20形ディーゼル動車

DE10ディーゼル機関車

ヨ8000形車掌車

スハフ44形客車の内部に設置されている備品からは 国鉄時代の匂いが漂ってきそう。。。

必要最低限の資材で構成された質素な室内装飾は哀愁を帯びたレトロ感を演出しているかのようで

備え付けの灰皿に懐かしい国鉄マークがしっかり残っているのを見つけて何だかとっても嬉しい気分。

ほんの僅かの時間でしたが 懐かしい昭和の空気にどっぷりと浸れる濃厚な空間を堪能できました。
こんなオールスターキャストを配した真岡駅の想像以上のグレードアップぶりにはビックリ!

それではっ!