ツツジと分福茶釜の館林から西へ進路を取り日本の中のブラジルへ。
ここ邑楽郡大泉町は北関東屈指の工業都市である大田市の南に位置し
富士重工や三洋電機をはじめとした大企業の城下町として栄え
企業を支える労働力として集まった多くのブラジル人が居住する街として知られています。
以前 街中を通る国道354号を通った時に感じた一度立ち寄ってみたい思いが
やっとかなって今回は昼食に向かいました。
群馬の一角とはいえやっぱり日本とは違う空気を感じます。
そんな中 あらかじめ目星をつけておいたスーパーの中のレストランに潜入。
レストラン・ロデイオグリルはブラジルの人で一杯でポルトガル語が飛び交ってましたが
中に入ると日本語堪能なスタッフが優しく出迎えてくれました。
初めて食べるブラジル料理に途惑っているとビュッフェとシュラスコ食べ放題コースを
勧められそれに従います。
所謂 バイキング形式で自分の好きな料理を好きなだけ皿に盛ってテーブルに着くと
焼きたての肉の塊を持ったスタッフがテーブルを回ってサーブしてくれるスタイルで
合計7種類の肉が楽しめるシステムです。
先ずはビュッフェで店員さんのレクチャーを受けながらフェイジョアーダを中心にいただきます。
基本肉料理中心のメニューのようなのでサラダもしっかりキープします。
いよいよテーブルにシュラスコがやってきました。
食べたい数を告げると串に刺して焼いた肉の塊をナイフで切り出してくれます。
いやぁ~まんま肉の塊で圧倒されますが
こんな感じの肉の塊がぐるぐるとテーブルを回ってきます。
基本 岩塩・胡椒を中心とした味付けのようですが時たま香辛料やにんにくの効いた
味付けもあってバラエティー豊富で思った以上に美味しくいただけます。
中にはパイナップルにシナモンパウダーをまぶしたデザートのような口直しも出てきて
これでリフレッシュ!また新たな肉地獄に突入します。
出されるがままに何とか7種の肉料理をクリアして食後のケーキも完食!
普段こんなに肉中心の料理を食べないせいもあってか胃の中は膨満感で一杯。。。
晩御飯が食べられない程もたれたのは言うまでもありません。
そんな楽しい昼食の後は緊張感も解け他のお店を覗く余裕も生まれて
焼きたてのチーズパンを思わず購入。(まだ食べるのか?)
こんな楽しいパスポートの要らないブラジルを十分に堪能した後は大田市内へ北上します。
お目当ては大田駅近くの伊勢屋さん。
ここは富士重工の工場のまん前に位置する和菓子屋さんで知る人ぞ知る
全国のスバリスト御用達のお店だそうで。。。
お店の中にはおよそ和菓子屋さんらしからぬちょっとしたスバルの展示室のような状況。
しっかりとスバル最中(レガシーB4)と360(サブロク)焼きをGET!
お店のおばちゃんに近所の芝桜を見てから帰るように勧められここから更に北上します。
到着したのは太田市北部運動公園で開催されているおおた芝桜まつり。
ここも気候の影響を受けているのか例年よりも開花が遅れていて訪れたときはまだ七分咲き。
それでも雨の中 芝桜とブルーのネモフィラがマクロな美を競い合っていました。
見頃食べ頃満載の東群馬は十分に見も心も癒してくれる楽しいエリアでしたが
まだまだ見て食べて回れるところは盛りだくさんありそうです。
お楽しみは次回に取っときます。
しまった!ブラジリアン・ソウル・ドリンク ガラナも飲まなくっちゃ。。。
それではっ!