解禁から既に2月が経過 県内河川の状況は沈黙を続け良化しないまま時間だけが過ぎていきます。
ふと周りを見渡せば みんな諦めムードを蔓延させ最早地元の河川を見切って遠征を実践している
人たちもチラホラ。。。
そう言いながらも週の中頃にもなればホームグラウンドが気になり 週末を前に気持ちはソワソワして
結局のところいつもの如く早朝から家を飛び出す始末。
今日は名人Sさんも久しぶりに竿を出すと聞いていたので早めに有望ポイントの下見を開始。
実績の上がっているポイントを中心に何箇所かチェックしていると流れに竿を出すSさんを発見!
いつもならばゆっくりと社長出勤してくる人が何故か今日はポイント確保のために早朝出動。
橋の上から川を眺めて鮎の居場所を見定めたところで 遅ればせながらこちらも準備に取り掛かります。
ギラギラと平を打っていた辺りの流れに囮鮎を送り込むこと数分。。。
もつれるようなアタリのあとに下流に流れ下った鮎を抜き上げ今日の一匹目をGET!
釣れたばかりの鮎を囮と交換し二匹目の泥鰌ならぬ鮎を狙って流れに放ちます。
しかし 友を連れてくる気配は無く 大量の刈り草も流れてきたのでこのポイントを諦め次に。。。
到着するやいなや川から上がってくる釣り人二名。
話を聞けば鮎の姿は見えるが 全く追い気が無いとのことなのでここで昼食を取ってから
ゆっくりとポイントに向かいます。
先行の釣り師が言っていたとおり目を凝らしてみると水中には群れ鮎が悠々とクルージング。
これは交通事故みたいな掛かり方を狙わないと釣れないと判断し群れに囮を放ちますが
群れ鮎は囮を避けるようにして逃げ回るばかり。
少し変化が必要と判断し 流れのある瀬の中に囮をぶち込むため鼻先に錘をかませます。
コツンと軽いアタリのあとにスルスルっと上がってきたのは天然遡上のチビッ子鮎。
サイズこそ小さいものの魚体は惚れ惚れする美しさで良くぞここまで上がってきたものだと感心。
この小さいけどヤル気満々な鮎を囮に流れに放つと縦横無尽に流れの中を駆け巡っているものの
これまた後が続きません。。。
数時間粘ったところでここも諦め最終ポイントへ。
ここは3時以降が良いとの名人Sさんに言葉に従い囮に鼻管を取りつけ流れに放ちます。
しかし川底をギラッギラッと駆け上っていく鮎の姿が視認できるものの鮎は掛かってくれません。
対岸下流にひとり釣り師が入ったところで 鮎の通り道が変化しスイッチが入ったのか
下流に目印が持っていかれます。
待望のヒットは今日一番の型。 しっかり背掛かりで元気な一匹。
でも今日の傾向なのかその後が続かずゲームセット。
ぐるぐると囮が循環する釣りが体験できずポツポツと拾い歩く釣りの一日はドッと疲労感も溜ります。
なかなか良い釣りができない日々が続くので 遠征を含め夏休みにはテコ入れが必要なのか?
腕の悪さは棚に上げ 悩み多き迷人は途方に暮れています。
それではっ!