知っている人も見えると思いますが、この頃のコルベットはバキュウム(負圧)で、ヘットライトのリトラクタブルやワイパーのシャッター(カバー)を動かしています。
今ではワイパーアームがエンジンフードに隠れるのは、当たり前になりましたが、ワイパーを格納してからフタ?をするなんて凝った構造は、この車ぐらいではないでしょうか?。
ちなみに、名義変更だけお願いした車屋さんでさえ、「ワイパー無しでよく登録できましたねぇ~」って言ってました・・・?。
フタが開いて、ワイパーが出てくるなんて・・・全く知らなかった様です。
当然ですが、フタが開いてから(逆だと)ワイパーが動かないと大変なことになります・・・。
で、このフタを開ける為の仕掛けが2つ在ります。
一1つは、ワイパーのSWと連動して、電磁バルブで開く仕組み。
もう一つは、手動でバルブ操作して開ける仕組み。
困ったことに、このバルブのホースを差し込む管が折れてしまいました。
どうもABS樹脂らしく瞬間接着剤でもエポキシでも付いてくれません・・・。
こんな時は、一か八かの溶接です?。
本来ならホットガンでやるのですが、そんなの家には有りませんので、半田ごてで代用します。
ダメ元でやっているので、失敗は気にしません・・・。
何とか実用に耐える強度は確保できました。
ちなみに、ヘットライトも同じバルブで開閉できます。
もちろん、ワイパーの様にSWを引けば点灯と同時に開きます。
設計した人は不安だったのでしょうね?。
ワイパー、ライト共に開閉SW(装置)のバックアップ、ワイパーに至っては、メインSWのようなワイパーのSWを入れても動かない様にするSWが別に付けてあります。
知れば知るほど?・・・奥の深い?車です。