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witten by ぐれごり
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1


夏の水草の代表格で金魚鉢の中に金魚と一緒に浮かんでいるイメージを強く持っているのですが 
栃木市の休耕田で見事な群落が見学できるって情報が飛び込んできたので県南に車を向かわせます。

数少ない情報を頼りに近くに到着したものの個人の所有する休耕田なので案内看板の類も出ていないため
同じような場所をグルグルと走り回った挙句にやっと発見!
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水を湛えた休耕田一面にポッカリと浮かんだ布袋葵が隙間無くビッシリと繁殖している様は壮観な眺め。
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今がまさに開花期なのでしょうか。。。無数の花が目に飛び込んできます。
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淡い紫色の花弁の中心には青い縁取りを持った黄色の模様が描かれていて
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水滴を湛えた姿はその美しさに一層の輝きを増したかのようにも見えます。

水に浮かんで涼しげな布袋葵は丸い葉柄が浮袋の役目をしていますが
この形が布袋さんのポッコリと丸く膨らんだお腹に似ていることから布袋葵と名付けられたとか。。。
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生憎のお天気ではありましたが しっとりと落ち着いた風情を感じさせてくれたひと時でした。
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それではっ!
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4


季節の移ろいが例年よりも2週間程度遅れているせいなのか 例年以上の天然遡上があったからなのか
解かりませんが 宇都宮近郊はまだ友釣りが楽しめるとあって川に立つ釣り人の姿も盛期さながら。

人気のポイント周辺に停まっているのは 地元ナンバーに混じって県外ナンバーも非常に多く見かけられ
中には団体でマイクロバスを仕立ててきている釣り人達も。。。

よくぞこんなマイナーな釣り場に集まってくるものだとなかば呆れながら人の疎らなポイントを目指します。
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先行者は2名。ココぞっていう感じのする瀬の上下に陣取っているので上流の瀬落ちに囮を放します。

開始時刻は7時30分。空は雲で覆われていて日差しを遮っているせいか野鮎の動きは伺えません。
開始して30分程経った頃 薄日が差して待望のヒット!
掛かり鮎の動きはドスーンと重く地を這うような泳ぎで大きく竿を撓らせます。

やっと手網に収まってくれたのは八寸程に成長した綺麗な鮎。
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久しぶりの鮎を手に取って眺めたら 鼻環を通して逆針を打ち流れに戻します。

養殖囮よりもふたまわり程も大きいので さすがに泳ぎも力強くグイグイと流れを昇って上流へ。
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しかし すぐに友を引き連れてくることも無く沈黙の時間だけが過ぎていきます。

1匹目が掛かってから既に二時間が経過。
雲の切れ間が続き 容赦無い日差しが川に差し込んだ頃 2匹目・3匹目を立て続けにGET!
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1匹目と比較すると若干小ぶりですが囮にするには手頃なサイズ。
でも この後が続かず諦めて竿を置き昼食を取りながら他の釣り師の様子を眺めてみます。

すぐ下流で竿を出していた釣り師が遠目にはパカパカと掛けて引き抜いているように見えていたのですが
話を聞くと掛かりが浅いのか手網に入れる前にバラシ連荘だそうで取り込めたのはコチラと大差無い様子。

食事を終えた午後の部のスタートでは引船から手網に移した囮が元気にジャンプしていきなり1匹ロスト。
気を取り直して流れに放った囮もこれまた根掛かりでつけ糸からブッツリ。。。
そんなこんなと取り乱しているさなか下流の釣り師もこの場所に見切りをつけて他に移動するようなので
その釣り師が入っていたポイントに移動します。

移動したポイントに囮を放った直後 目印が一気に下流に吹っ飛びますが必死に竿を寝かせて耐えます。
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流れの緩い場所になんとか呼び込んで引き抜くと 水面を割って手網に飛び込んできたのは良型。
ぼてっとした太い胴回りが逞しくもある1匹。

さらにこの場所で立て続けに4匹を追加。
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一日中 川に漬かって立ちこんで 掛かったと同時に逃がすものかと下流に向かってドタバタと
河原を走り回って取り込んで 終わってみれば足はガクガク 腕はパンパン。。。
けれども心だけはルンルン♪と心地良い疲れが体を覆います。

なかなか終わらない今シーズンですが引船に入れておいた掛かり鮎の中にはもうサビている個体も。。。
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秋は足早にそして確実にすぐソコまで近づいているようですが。。。もう少しだけ楽しめそう!
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それではっ!




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暑さ寒さも彼岸までの言い伝えどおり 朝晩はめっきりと涼しくなってだいぶ過ごし易くなってきましたが
秋の彼岸の時期に申し合わせたかのように咲く彼岸花を眺めに粟野の群生地へ。
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このエリアの彼岸花はまだ七分咲き位でしたが 密集している場所もありそれなりに景観を楽しめます。
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地中からニョキっと茎を伸ばしたてっぺんにボンっと開いた赤い花が印象的な姿のこの花。。。
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原産地は中国で日本へ稲作文化が伝わってきた頃と時期同じくして帰化したと考えられているそうで
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見事なまでに毒々しいこの花の名のいわれは 全草が有毒でこれを口に入れると彼岸を彷徨うからとも。。。
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別名 曼珠沙華とも呼ばれることのあるこの彼岸花ですが仏教でいう曼珠沙華というのは全く違う種類のよう。
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田圃の畦道に多く見かける彼岸花 これには理由があるようで。。。
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前記したとおりの有毒植物 特に鱗茎にその成分を多く蓄えていることを逆手に取り 畦に花を植えることで
田を荒らす鼠・土竜・虫等が近寄らないようにするための忌避植物としての利用がそれにあたるようです。

そういえばお墓の周りにも多く咲くこの花を指して 死んだ人の血を吸って赤い花を咲かせているんだよって
ていう怖い話で小さい頃に脅かされたのを思い出しました。
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それではっ!
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のらくろーどの森下から南下し到着したのは深川江戸資料館。

ここは江戸・深川の町並みを再現し 往時の生活を偲ばせる道具を効果的に配置することで
あたかもその時代に迷い込んだかのような錯覚を体験できる施設。
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資料館の地下フロアーには実物大に作られた家屋が軒を連ね その室内には上がることもできて
当時の様子を肌で感じ取ることができます。
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天井に配された照明を使ってこの空間に昼と夜を創り出し 夜の暗さも体感可能で
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ほんの束の間 江戸時代の深川の町並みに溶け込み 江戸情緒を味わうことができました。

そんな資料館を抜け出して古くから深川に伝わっているファーストフードを目指します。
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日に褪せた暖簾の上に鎮座する素敵な看板を発見!

席に着くや否や速攻で注文した深川めしですが 小鉢や汁物まで付いて思っていたよりも結構な量。
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味噌味の汁とご飯がマッチした江戸のファーストフードは
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迫力満点のどんぶりにドカンと盛られたご飯と具を良く掻き混ぜて
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こいつを一気に口の中にかっ込み 箸を休めず胃袋に流し込んで何とか完食!
青山のイタリアン・ランチ数時間後の深川めしは さすがに強烈なボディブローのように効きました。

分かっていながらまたもやっちまった食い過ぎ地獄。。。
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それではっ!




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3


江東区森下文化センターでは昭和でSHOWと銘打った昭和の懐かしいシーンをイラストや絵画で紹介。
こちらは期間限定のイベントですが たくさんのアーチスト達が思い思いの昭和を描いています。

目に飛び込んできた作品を見て思わず懐かしさがこみ上げてくるものがあったりして。。。
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ダッコちゃんの後ろに立つのは口裂け女か?
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所々にちりばめられたレトロな昭和感が 展示された作品達からぷんぷんと漂ってきます。
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中にはリアルな描写が妙になまめかしい作品もあって頭の片隅にあった記憶がフラッシュバック。
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あぁ確かに近所にこんな子いたよなぁ。。。なんて思う自分もそんな中のひとりだったあの昭和の時代。
濃厚な空気と荒々しい息遣いが聞こえてきそうな生命感に満ちた作品群に囲まれて暫しタイムスリップ。

のらくろといい昭和の作品群といい江東区森下文化センターの企画力なかなか侮れませんが
やっとの想いでココを抜け出して街を歩いてみると やはりのらくろが町興しに一役買っているみたいで。。。
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のらくろーどと銘打った商店街は歩行者天国になっていて
のらくろにあやかった商品を手にすることができます。

かくゆう自分もしっかりとのらくろ館で洗脳されたので まんまとお店で購入しちゃいました。。。
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昭和の匂いが色濃く残る森下近辺にはまだまだ多くの秘密が隠れていそう。。。
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それではっ!
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