ここ2年ばかり地元周辺での開催が続いたノスタルジックヒーローの旧車イベントですが
今回は埼玉県の川越総合卸売市場の駐車場を旧車が占拠しています。
でも開会時間の9時30分に間に合うようにと家を飛び出してきたせいか まだ参加車両は少な目。。。
そんな中気になる車たちを舐めるように観察開始!
昭和30~40年代の国産旧車が大方を占める中 最近は80'sモデルも人気があるようで
この手のイベントでは鉄板の箱スカなんてのを尻目に鉄仮面じゃないRSってのもなかなかイイ。
赤黒ツートンの前期型KDR30を見ると 思わず団長率いる西部警察を思い出しちゃうのは自分だけ。。。
赤い結晶塗装のカムカバーを持つ名機FJ20に施された弄りには もはや侘び寂びを感じます。
よくよく考えてみれば80'sモデルも既に30年選手。。。
人間だったらバリバリに活躍できる30代ですが 機械にとってはあちこち老朽化して当たり前な年頃。
ドラマや漫画の世界って いつまでたっても頭の中で色褪せないからついつい身近に感じてしまいますが
現物はそれなりに年数を積み重ねて創り上げたヤレ感を醸し出しています。
会場内のほとんどをこんなスポーツ心満載の車達中心に占められているのがイベントの実態ですが
一方でハイソカーとネーミングされた車達も同じ激動の時代を生き抜いてきた猛者には変わりなく。。。
既にアナログ放送も終了しちゃったから映らないはずのTVアンテナがあの頃の雰囲気を感じさせる一台。
チェイサー・クレスタ・マークⅡは 当時一世を風靡したスーパーホワイトを身に纏い
足元にはお約束のBBSがキラリ。(浅めなリムにピアスボルトが当時っぽい雰囲気)
今 思い返してみればバブル景気と共に日本が浮かれまくっていた時代の産物。
この初代ソアラなんて その当時のコンディションそのままを維持したような綺麗な個体でして。。。
まさにキング オブ ハイソカーと呼ぶに相応しいオーラを周囲に振り撒いてました。
更に時計の針を過去の時代に巻き戻すと 今は亡きグロリアなんて車も発見!
しかも 今では街中で乗ってる人がいそうでいない430でして。。。
ボディサイドまで回り込んだリアウインドウとセンターピラーレスの4ドアハードトップが懐かしいです。
思いっきり映り込んじゃっててお恥ずかしい限りですが。。。
この3ナンバー専用の大型バンパーが懐かしいL28ブロアムには小技もガッチリ効いてて思わずパチリ!
チョイ古な車に施されたオーナーさんの洒落たフル装備にやられちゃいました。
とまあここまではこの手のイベントに相応しい車達ばかりですが。。。
何の変哲もないこの軽トラ。。。んっ?よく見ると何故か6輪車!
今回のイベントのとっておきの隠し玉かぁ。。。
反対側にしっかりとその正体を見せてくれてたのはホンダのアクティ・クローラー。
いやぁ~当時発売されていたのは覚えてましたが まだ現役で所持されている方がいるって奇跡!
昔っから時たま突拍子も無い事をしでかすホンダですがコイツも素敵過ぎ。
許されるなら雪道をはじめとする不整地路面をモノともしない走破性を一度この目で拝んでみたい。
(って言うか。。。桧原湖の氷上を走り抜けてみたい衝動に駆られます)
個人的に弩ストライクな80'sのチョイ古な旧車の世界もなかなか奥深いもんです。
それではっ!