自宅のアパートの北の外山町(そとやまちょう)二丁目の「そはら永田クリニック」に伺う前にたまたま熊田町交差点を通り掛かると,僕が自動車を運転して過ごして居た頃,危険を感じた交差点が改善された。
熊田町交差点は各務原市から岐阜市までの県道二〇五号線の通称で,北一色7東からおがせ町まで伸びて居る。北一色とおがせ町の地域の名から,長森各務原線と呼ぶそうだ。
ここは古い道路が元で,歩道は極端に少なく狭く,歩行者の聖域である側道路も幅員は狭く為りがちだ。
冒頭の通り,その様な古い道には住宅街からも古い道が繋がって居る。特に僕が危険だと感じて居たのは,冒頭の熊田町交差点で,特に見通しが悪いと思って居た。
おがせ街道は歩行者には過酷な道なので,僕は歩いて移動する時は,交通量の少なく側道路の確保された住宅街や,市内のいちょう通りやかえで通りや那加メーンロードや栄通りや蘇原中央通りを使って居る。今日は久々に熊田町交差点に来たところ,信号機の変更に気付いたのだ。
比較写真には為らないが,熊田町交差点の外山町方向から南を向いて蘇原中央通りの野口町サークルK方向に撮影した。南向きだけで無く,対向車線にも同様の信号機があった。
右直事故を阻止する意図のある信号機なのだが,ふと見ると南進車線で矢印信号を無視して右折する主婦と思われるトヨタの2リットル程度のミニバンが居た。一応,注意はしたのだが,全く耳に届かない様子で走り去った。
せっかく,各務原署交通課の努力実って危険な交差点が改善されたのに,漫然運転が許せず,各務原署の交通課に違反の多発を把握して居るか尋ねたところ,たまたま別の交通規則に付いて本部に尽力して貰い,近く,交通表示と交通標識の拡大を決定付ける事に為った警察官だった。協力に感謝する。
ところで,各務原署の管轄は九〇平方キロメートルに迫る程広大で,特に市内の南部の国道二一号線は河川を隔てて愛知県,東にある坂祝町や美濃加茂市や西の岐阜市や羽島市や瑞穂市や北方町(きたがたちょう) の車が一気に通過する為,近年,交通事故事案が多発して居る。
交通事故を処理するのは県警本部の大小の規模は全く関係無く基本的に警察署の交通課か,警察本部の交通部直轄が捜査する。高速隊は非常に特殊な事案を除いて全て自分らで完結出来るが,交通の執行隊,特に交通機動隊は全く事故処理や事故捜査をしない。交通機動隊の専売特許と言っていい交通違反を集中的に取り締まるのだから,元々の規模が決まって居る警察署の交通課は事故事案が急増多発すると支援を呼べず,多忙を極める。
高速隊は警察署,交番と言っていい隣の分駐所に支援を要請しようがあるが,一般道を管轄する所轄の交通課はほぼ難しい。
中部地方に限らず,市民は知ってか知らずか漫然運転をやめはしない。厳密に,道交法,道路法,道路運送車両法,自動車賠償責任保険法を意識的に守る人は,ある種の団体を除けば無法状態だ。
電話に出た交通課の警察官も仰ったが,人通りの多い地域は岐阜県警本部でも積極的に人対自動車の衝突事故を阻止しようと既に取り組んで居るし,最近では,愛知県民も,愛知県警本部の執行隊と警察署の必死の取り締まりの甲斐あって交通違反の悪質性が減少して居る事は高く評価すべきだろう。ところで僕は中部地方の警察活動を高く評価して来た。よその地方より警察の活動を評価して居るのは交通違反の検挙などでは無く,一般市民や一般市民の貴重品を強奪したり傷付けたりする麻薬中毒者達を検挙しようとする努力を目(ま)の当たりにして居るからだ。中部地方の警察官をよく見て御覧なさいよ。最近は,名古屋市内で強盗事案が多発して居るが,愛知県警さんなら中部地方の誇りに懸けて活動為さると頼もしく思って居る。
ともあれ,究極の理想は日本全国どこへ行っても市民の皆さんが穏和平和に暮らせる住み良い町にする事で,今まで警察活動を支援為さって来なかった市民の皆さんも積極的に警察官への協力を傾けて貰いたいと思います。