見るもの全てを圧倒する存在のコロッセオから　目線を南に目を向けたところに建っている
荘厳なコンスタンティヌス帝の凱旋門。



戦の勝利を祝し数々の彫刻が施された大理石造りの威風堂々とした姿。

この位置から西に広がるフォロ・ロマーノの遺跡群。

一番奥の方にはセプティミウス・セウルスの凱旋門も覗く古代ローマ人の広場。

コロッセオの周りにも興味深い光景が広がっています。

コンスタンティヌス帝の凱旋門の前では結婚式のイメージビデオ撮影が行われていて

馬車に乗ったカップルが観光客の目線に晒されてました。

頭のてっぺんにだけ葉が茂る独特な容姿の地中海松の立ち並ぶ石畳に続く道には

撮影に使われたと思われるロールスの他に

スタッフカーのマセラッティや

アルファと。。。

この撮影のおかげで なかなか出逢えない車達が見れました。

市内を走り回る乗り降り自由なダブルデッカーにも いつかは乗ってみたい。。。

悠久の古代ローマに思いを馳せて。。。コロッセオを後にします。

それではっ！

イタリア滞在最終日はトリコロールのカラーリングとイエスが目を引くバスに乗って市内観光。

車体の中央部にドアがあるバスに乗れるのも今日が最後。。。

幹線道路は朝の渋滞真っ只中。

車窓の外にはローマ市内の名所が流れて行きます。

ヴェネツィア広場をぐるりと回った先には 国家統一を記念して建てられたヴィットリアーノ。

バスが停車した場所に停まっていたのは珍しいｂｙ DIESEL！

ここから歩いて辿り着いた小高い丘の上から前方に視線を向けると。。。フォロ・ロマーノの東方

目の前に現れたコロッセオ！

更に近づいて廻り込んでみると

想像よりも遥かに巨大な姿。。。



実物を目の前にして何も言葉が出てきません。

あたかもこのまわりだけ時が止まったかのような静けさですが


耳を澄ませば闘技場から古代ローマの息吹が聞こえてきそうです。

それではっ！

いよいよイタリア旅行も最終日を迎え これが最後の早朝カーウオッチになりました。

いつもの如く早い目覚めで ひとりフラフラと表通りに飛び出して
セピアカラーの写真も良いんですが 今日はフラッシュを使ってシャッターを切っていきます。

道具感丸出しのｏｌｄチンクは涙も錆びて良い具合。

ニューチンクのベーシックグレードでしょうか。。。しかも薄いシルバーって日本では見かけない色です。

圧倒的多数派のビアンコはラウンジ率高し。

たまに見かける正体不明な小さい車。。。

ここにも白のラウンジ

EU統合の影響なのか　なかなか見かけなかったビークルＩＤプレート。。。
ここローマで初めて見ました！


締めはＰＯＰな赤チンクで。。。

当たり前のこととはいえ ほんの数十分の散歩でチンクをこんなに見かけるなんて。。。さすがチンクの国！

ホテルに戻ってベーコンにスクランブルエッグとパンのいつもの朝食です。
どこのホテルに泊っても朝食は判で押したように全く一緒！

実はコレ旅行者向けに準備された朝食。。。

よくよく話を聞いてみるとイタリアの人はこんなに朝食は食べないそうで
朝はカプチーノにブリオッシュだけっていうのがほとんどみたい。

食後出発までの合間でチラ見した新聞の広告。。。現地語解読不明ですが

えっ？ランチアの新型イプシロン　9900ユーロからってことなんでしょうか。。。
もしそうならば街中であれだけの台数を見かけるのも納得！

さぁいよいよイタリア旅行最終日のスタート。

それではっ！

南イタリアの空気をたっぷり吸って戻ってきた時にはローマは既に真っ暗。

明日がイタリア滞在最終日なので今晩が最後の晩餐。

今夜はこのツアーの中では自らがチョイスしない限り出てこないピザを堪能します。

ということでここでローマ風ピザが出るのが解っていたので　ナポリでピザは食べずに我慢したので楽しみ！

まず最初のお皿に盛り付けられて出てきたのはソテーしたキノコ。

今晩のお伴の赤ワインでコレを頂きます。



んー美味しい！
パンの代わりなのか。。。ピザの切れ端もパリパリとして香ばしい。

そしてメインのローマ風ピザ！
一人一枚づつ選べるピザは三種類あるので　相席した新婚さんとシェアすることにして三つの味を楽しみます。

まず焼き上がってきたのはカプリチョーザ

キノコに生ハムのトッピングがパリパリの生地にマッチして旨い！

お次はマルゲリータ（バジル レス仕様？）

モッツアレラとトマトソースが絶妙の味わい。

最後は名前を忘れましたが野菜のピザ

コレはまんま野菜が乗っかっているだけでそれ以外の味はせず微妙な感じ。。。
ウチは辛いオリーブオイルをふりかけてしっかり食べましたが目の前の新婚さんは遠慮気味。

仕上げのジェラートはバニラ＆チョコ

お口直しに程良い甘さで。。。御馳走様でした。

ピッツェリアからバスに戻る道でもシャッターを押し続けてカーウオッチ。


このキュートなテントウムシ柄（？）シトロエン　気に入りました！

あッ！当然　チンクもね。。。

ホテルに到着！
部屋に戻ってからはシャワーを浴びて寝るだけなんですが。。。

大方のホテル同様に。。。水滴飛散防止に申し訳程度のガラスの仕切りが有るだけで
バスダブに差し入れるシャワーカーテンってモノは無いんですねぇ。。。

でもこんなところはしっかりとイタリアン トリコロールを主張。

恐るべしカッコつけの国。。。

それではっ！

ポンペイ遺跡から北上して到着したナポリの街。

残念ながらバスから降りて歩きまわる事は叶わず　ほんの僅かな時間の車窓からの眺めですが

他の街とは一味違った生活感に満ち溢れた空気が漂っているのを感じます。

そんなナポリでは
悲しみも。。。

喜びも。。。

人々のもつ悲喜交々な感情の豊かさがストレートに伝わってきて
猥雑な感じも風景の一部として違和感無く雑踏に溶け込んでいるみたいで。。。

名物の洗濯物もテラスにビッシリと広がって潮風に翻ってはためき


どっしりとした生活の一端をこれでもかっ！てくらいに まざまざと見せつけてきます。

そろそろ夕闇があたりを支配しだす頃。。。

バスは人混みと夕方の帰宅ラッシュで騒然としてきたナポリからローマを目指し
アウトストラーダを駆けだします。

それではっ！