早くも7月 サラリーマンにとっては夏のボーナスシーズン到来!
ってことで下野から東北道を一路南下してパスポートの要らない中国までチンクを奔らせます。
足を踏み入れたのは横濱中華街。
東西南北に合わせおよそ300m四方の路地に囲まれたこの一角は数在る中華街の中でも
その店舗数に於いて最大級の規模を誇るエリア。
東西南北に縦横にはしる路地の出入り口にはこの街を守るようにして門が建てられています。
震災以降 在日中国人の多くの方が避難したと伝えられていたので街はすっかり寂れているのかと
思いきや 休日ともあって非常に多くの人でごった返して賑わっていました。
路地裏には魅力的な匂いをプンプン漂わせたお店が林立していて引き込まれそうな感じですが
そんな路地の賑わいから抜け出し今回のお目当てを目指します。
なかなか地元では本格的な中華料理を頂く機会も無いのでここまで足を運んできましたが
およそ三時間の移動時間を掛けて昼食を取るので確実に安牌狙いで超有名店へ。
まずはどんなものかお試し気分で聘珍楼本店の飲茶コースを選択。
昔 広州近隣に4ヶ月程出張していた際に飲茶で有名なホテルに食事に誘われたのですが
その時に断ってしまって以来の飲茶体験になります。
本場の広東料理は食材・味付け・油量等 個人的になかなか馴染めず手が出ませんでしたが。。。
海老のチリソースから始まってデザートの杏仁豆腐まで無難な日本人向けのサッパリ味で
好吃!
そんな中 出てきた食べ物の中で懐かしさから
中華街の路地裏の八百屋で手に入れ持ち帰ったのは。。。
丁度今の時期に旬を迎えるフルーツ ライチ
ヘタの部分からツルっと皮を剥くと白く瑞々しい果肉が現れて 摘んで口に放り込めば
口の中一杯に甘さが広がって後を引く美味しさ。
生のライチはさすがに地元では手に入りませんので全て美味しく頂きました。
漢民族を中心にそこに生活する人々のエネルギーが溢れかえっていた広州の街中では
道路や地下鉄の車両の床までライチの皮と種が吐き捨てられていたっけ。
お世辞にも綺麗とは言えない猥雑な雑踏の匂いまでをもフっと思い起こさせてくれたのは
高級な飲茶料理なんかじゃなくてたった一粒のライチだったなんて。。。
それではっ!