新年あけましておめでたくないことは勘弁して欲しい。
クーペのウィークポイントは一通り対処してきたはずだったけど
ここにきて思わぬ罠(しかもダブルトラップ)が仕掛けられていたとは!
ここから書くことはフィクションであって欲しいと願いつつ…
とある朝イグニッションキーを回す。
あれっ?
ガリガリと金属の擦れ合う嫌な音と共にセルモーター回らず。
はやる心を抑えてエンジン始動に再挑戦。
次の瞬間、何事もなかったようにセルが回り、V6エンジンが目覚める。
というようなことがここ数日間続いたわけで
2回目始動が3回になり、4回になり、また2回に戻り、そして3回になり
10回に1回ぐらいは1発でかかり、あ〜、もうキーを捻る瞬間にお祈りする自分がいた。
とある昼間、蒼獅子2号は右カーブを抜けるべくハンドルを切りながら
アクセルオンでトルクをかける。
カラカラカラと騒がしい音が前方右下から聞こえる。
左カーブにさしかかる。
・・・何も起こらない。
右コーナーにさしかかる。
カラカラカラ。
妖精の悪戯にしてはタチが悪すぎる。
勘の良い人は既にお気づきかもしれないけど
まずはココ。
セルスターターモーターのマグネットコイルが劣化してピニオンギアの飛び出しが甘く
エンジン側のリングギアとうまく噛み合わないために悪魔の異音と始動性が悪くなってることに決定。
406では珍しいらしい。思い起こせば12年13万キロの蒼獅子1号ではなかったのに。
中古部品とかリビルト品はないのかしら?と思いつつ、恐る恐る部品代金を調べてもらう。
そして、オドロキの新品価格は39,200円!
想像よりは、はるかに良心的な価格だけど、工賃をプラスすると6.5万円也と痛い出費になることはさけられそうにない。
そして国内在庫はあるのだろうかという疑問にプジョーに成り代わってお答えすると
もっとオドロキの62個の国内在庫アリ!
おまけにD8エンジン用の品番とも違うらしい。
いずれにせよ、このぐらいクーペが不調でないと、さばききれないぞプジョージャポン!
ということで現クーペオーナーさんはセルモーター在庫の心配はご無用。
悲しみの続編はまた後日。