鬼怒川が流れ下る上三川の蓼沼親水公園河川敷に咲く 絶滅危惧種 カワラノギク。
この花は玉石等がある河川敷でしか生息できないため 河川の氾濫で流下する土砂等の堆積による
玉石河原の減少や 他の植物(萱・葦・潅木)に生息域を追われたこと等が要因となって
生息地である関東各地の河川で姿を消しつつあるため地域毎に保護活動が行われているようです。

今回 訪れた場所もそんな保護区域の一角。

遠目にはどの花も今が盛りとばかりに可憐な薄紫の花弁を目一杯に広げてアピールしていますが

物言わぬカワラノギクが花弁に雨粒を一杯湛えた姿は 大粒の涙を溜めて嘆き訴えているようで

本来 野生種のこの花は厳しい自然環境下でも生き抜く術を携えていたはずなのに
もはや保護区域でしか自生できなくなったことを悲しんでいるようにもみえます。

なかには人間の力による環境破壊で住処を奪われてしまったカワラノギクも当然いるはずで
生存環境を奪った人間が造りだしたコロニーで保護育成されているなんて矛盾に呆れ返っているかも。
絶滅して色合いも思い出せない存在にならないようにしたいもの。。。

それではっ!