長蛇の列の最後尾に並び入館したのはウッフィッツィ美術館。

さすがに館内での撮影は禁止なので 写真で詳細な様子をお伝えする事はできませんが
ルネッサンス絵画が回廊に沿って展示される様は世界一の規模を誇っています。
この美術館ではレオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知やボッティチェッリのヴィーナスの誕生等
教科書でしか見たことのない所蔵品が近くで見れるところが凄い。
唯一館内で撮影が許されたのは窓の外に見えるアルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオ橋。

フィレンツェ最古の橋は夕方近くになって 川面に映した姿を一層輝かせていきます。
美術館からシニョリーア広場に戻って来ると ヴェッキオ宮が夕日を浴びて昼間とは違う
色合いに染まる姿を見せていて

夜の帳が落ちてくると効果的にライトアップされた姿に 月が神秘的な雰囲気を盛り上げます。

景観保全のためか不必要な明るさの光は制限していて 最低限の照度のほのかな灯りのみ。

ほんの僅かな時間でショッピングを楽しんだ後はシニョリーア広場から夕食会場へ

今夜のメインはビステッカ・フィオレンティーナ(ステーキ)なのでたまにはビールで乾杯!

美味しいパスタをつまんではビールを一口。

イタリアでは柔らかい肉よりも赤身の筋肉質の肉を好むそうなので
この骨付きのステーキは思った以上の歯応えで 顎の力を使って苦戦しながら食べ進みます。

シンプルな味付けの網焼きビステッカ・フィオレンティーナをなんとか完食。
向いのお店にはクリスマスを意識した綺麗な飾り付け

ウインドウショッピングを楽しんでいるひとの姿もちらほらと。。。
缶スプレーを使って悪戯の域を通り越した落書きが街中に氾濫するイタリアですが
食事後に見つけた進入禁止(?)の道路標識には なんだか思わず笑っちゃうこんな落書きも

イタリア人のセンスの良さとこれを許す当局の寛大さがとっても好き!
ピサからフィレンツエを巡る長かった一日も 静かに終わりに近づいていきます。

それではっ!