バチカン市国はカトリックの総本山としてローマのなかに君臨する聖地。
流れに沿って引き込まれる様にして入った先に広がっていたのはバチカン美術館の中庭。
巨大なブロンズ製の松ぼっくりが出迎えてくれます。
現代アートも展示されている中庭から館内に入っていくと 長大な天井一面に施された絵画
そして回廊の両側には彫刻がビッシリと並べられていて
見るものを圧倒する豪華絢爛な内装です。
圧巻はシスティーナ礼拝堂の天井一面に描かれた ミケランジェロの最後の審判。
ミケランジェロの最高傑作とも言われるこの絵は 実に4年の歳月を掛けて描き上げた作品で
気が遠くなりそうなくらいの緻密さで仕立て上げられた天井画は残念ながら撮影はできませんが
この目にしっかりと焼き付けてきました。
システィーナ礼拝堂から出たところでサン・ピエトロ大聖堂へ
他に類を見ない圧倒的な規模の大聖堂は
内部に設えられた絵画・彫刻の美術品にも歴史を感じさせるものが多く存在し芸術的価値を高めています。
表に出るとあたりは既に夕闇に包まれて 光り輝く大聖堂は昼とは違う美しい姿
目の前に広がるサン・ピエトロ広場の中心にはオベリスク
聖地を守るスイス人衛兵
全てが調和する聖地バチカンに別れを告げる時間が迫ってきました。
それではっ!