③その後急加速時にATから異音が発生。
④後日ATFを1L追加補充で異音消滅。
ここで問題となるのが②のレベル調整で、レベル確認用の穴からATFが流出する
までATFを入れた。その量0.5~0.8L位(正確な軽量はしていなかったとのこと)
これはPGのマニュアルに沿ったもので間違ってはいない。
しかし現実には通常の加速では問題が無くても、急な加速では異音が出た!
ひょっとすると、このボルトから流出し始める時の総オイル量は4HP20の下限か
あるいはその少し下なのかもしれないと考えました。
ZFの解説書によれば、総オイル量は7.7~8.3Lとあり、量よりもレベルゲージでの
油面位置を重視するよう記されています。
因みにゲージのMinとMaxのオイル量は0.5Lとなっており
*Too much oil may cause the following consequences
・abnormal heating of the oil
・oil leaks
*Not enough oil may damage the transmission.
上記のような脅し書きがあります。
ZFはこのように油面のレベルが重要としているのに、PGはその重要なゲージを
付けておらず、これが一番の問題でしょ!
と言っても、ゲージも無くPGのレベル調整方も正しいのか否かわからない状況下
④で追加したATFが多すぎないか?と悩むところです。
それで私なりの考察というか結論ですが
*②の油面調整時はレベルの下限を少し下回っていたと思われる。
その証拠に油温が上る(体積膨張して※1油面が上る)と異音の頻度が下がる。
過去の経験から最初の排出オイル量は4L弱だったし、某氏のブログでも3.95L
もう一人の方は3.6Lだったと書かれている。
従って、あと0.2Lか0.3L入れたら異音は出なかったかもしれない。
※1 ATFの熱膨張係数を7×10の-4乗として×7.5L×80℃上昇で400CC程増
液面レベルとしてはミッションの底面積が?ながら400㎠とすれば1㎝程。
*そうなると今のオイル量はたぶん多い!
適切なオイル量(油面レベル)は、上記のあと0.2~0.3LにMaxまでの0.5Lを
プラスした 0.7~0.8Lを追加すれば仮想ゲージのMax位置になると思われる。
*なので・・④で1L入れているので0.2L 抜きましょう。という事にしました。
作業は自宅で・・・スポイトで・・・シュッポシュッポ・・・機関車か!
作業性向上のため タワーバー・スロットルワイア・バキュームホースを外す
給油口を外す
スポイトでひたすら抜く がんばったスポイトにプジョースポイトと命名(笑)
今回の作業には関係ないけど フロント側のブリーザー
おまけの写真 1 ステアリングコラム(しぼ)のメーターパネルへの映り込み対策(塗装)