せっかく川越まで来たのにお目当てのイベントだけ見たらすぐに帰るってのもチョッと味気ないので
ココからもう少し足を延ばして 以前から見たかった場所までひとっ走り。
辿り着いた『あけぼの子どもの森公園』はムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんの世界を具現化した場所。
その中の中心的な存在でもあるムーミン屋敷を目の前にした瞬間から一気にテンションMAX!
でも 流石に半世紀近くも前のことなので 頭の中を幾ら突っついても記憶の欠片も出てこないのが残念!
コレが子供の頃にTVに噛り付いて見てたムーミンの屋敷なのかなぁ。。。
まずはキノコをイメージしたこの家の中にお邪魔してみます。
遠くから眺めた時に屋根の上に突き出た煙突から煙が立ち昇っていたのでもしや。。。と思っていましたが
太い薪が赤々と燃える暖炉が設えてあって 屋敷の中全体を柔らかな温もりで包んでくれています。
迷路のように張り巡らされた階段で向かう先々には 子供だったら絶対に楽しくなるのは間違いない
秘密基地か隠れ家みたいな部屋が目の前に広がっていて。。。
あちこちから子供達の楽しそうな笑顔と笑い声が伝わってきます。
木をふんだんに使った室内に無数に取り付けられた階段には 微妙な曲線を描くように細工された鉄が
手摺として取り付けられています。
壁のあちこちには小さな窓があって 内部には想像していたよりも暖かな日差しが飛び込んできますが
光の届かない場所にはこの屋敷にマッチした素敵なデザインの照明も備え付けられています。
こんな屋敷だったら 是非ともこんな風に一泊位してみたいもんですねぇ。
ちなみに この公園にはムーミン屋敷以外にも特徴的なデザインの建物が建てられていて。。。
水あび小屋や
森の家
そして子供劇場なんて施設が老若男女を問わず快く受け入れてくれてます。
そんな施設内の一角に設置された展示コーナーでは。。。
時期的にちょうどお正月を過ぎたところだったので こんなムーミン一家が出迎えてくれていました。
でも残念ながらニョロニョロは羽根つきで負けたみたいですけど。。。
想像以上に見どころ満載な楽しい場所でワザワザ遠回りしてまでやって来た甲斐があったというもの。
いつの間にやら無意識のうちにどこか遠く頭の隅っこへ追いやって失ってしまった
子供の頃のワクワク・ドキドキ感をチョッとだけ取り戻せたような気がします。
それではっ!