南岸低気圧がもたらす太平洋沿岸への大雪警戒情報は承知の上で桧原詣でへ三連荘で出撃。 支度を整え家を飛び出すと共に はらはらと舞い出した雪から逃げるように東北道の北上を続けて 先週までとは違う雪道に変わった路面を駆け抜けて現地到着。 前方視界を遮るように降り続く雪の先に見えるのは今日一日の厳しい釣りを予感させる‐8度の気温表示。 先週同様のエリアまでモービル送迎を頼んでひとっ飛び。 ところが。。。ポイント周辺までやってきたのになかなかモービルが停車してくれないなぁと思っていたら 前日に高釣果を上げたピンスポットまでサービスで連れてきてくれました。 数か所試堀りしてみるとやはり反応は上々でココを今日の釣り座に定めてテントをセット。 営業小屋の集団からは少し離れた場所ですが せっかくの御好意に甘えて今日一日頑張ってみます。 本日のポイントは水深20.8M。湖底から1.5M上までびっしりとワカサギの反応。 いつも竿は1丁なんですが 前々回の帰りがけに地元・福島の釣り師と立ち話をしていた際に聞かされた 深場攻略の2丁使いに釣法を変えて今日1日練習のつもりで試してみようと決めて臨んでみました。 結果 いいポイントに巡り合えたのもあって仕掛けを落とす度に左右の電動リールの巻上げスイッチを 小忙しく押し続ける羽目に。。。 お蔭さまでダブル・トリプルは言うに及ばずフォースなんて芸当まで飛び出す始末でして 2丁使いにしたことで殺気も消えているのか 誘いを入れなくても勝手にワカサギが掛かってきます。 1丁を巻き上げているときにはもう1丁は放置プレーなので 追い乗りも多く周囲にも群れが寄ってきて 向かいに座る名人のほうにもじゃんじゃんワカサギが掛かって大忙し。 ただし たまに大物が掛かるともう一方の仕掛けとお祭りしてしまうことも多く 数セットの仕掛けをロスト。。。 その他諸々のトラブル続きで釣りを中断している時間も長く 1束に届いたのは前回と変わらぬお昼過ぎ。 但し ロスした時間の分を差し引いて計算すると 釣れているペースはいつもの数倍の早さですので お昼を採る間も惜しんで コーヒーでパンを喉に流し込みながら午後の部を慌ただしくスタート。 午前中の反省点のお祭りを防ぐため 掛かったワカサギが自由に動き回れないよう重めの錘に 仕掛けを変えて仕切り直すと アタリが遠のくかと思いきや。。。午前と変わらぬペースで左右交互にワカサギが掛かってきます。 そんな状況を楽しみながらも3時には2束を達成! テントに降り積もる雪も多くなってきたので4時には終了するとコールしてラストスパート! しかし変わらず魚影はあるものの一時の勢いが消え一匹一匹を慎重に釣りあげる状況に変わったので 水面に突き刺さる道糸と竿先に神経を集中させてじっくりとアタリを拾っていきます。 微妙に揺らめく水面に違和感を感じて合わせ続ける事1時間。。。 最終釣果は桧原湖氷上シーズン自己ベストを更新する225匹でタイムアップを迎えました。 妻ごりも自己記録更新の140匹でストップフィッシング。 深場攻略方法としての2丁使いを一日試した訳ですが 仕掛け使いや竿捌きに不慣れなところもあって 仕掛けも時間もだいぶロスしてしまったものの この釣法の恩恵を十分に味わう事が出来ました。 ただし たっぷりと遊ばせてもらった間中降り続いた雪の影響は 想像以上の状況を生み出していて 午後5時30分に檜原湖を出発して磐越道に乗り込むも 磐梯熱海から先は雪による通行止めで大渋滞。 普段なら2時間30分もあれば飛んで帰れる道中なのですが。。。 結局 延々と酷道4号を走って家にたどり着いたのは 翌日午前0時30分を回っていました。 (これまたおよそ7時間と檜原湖からの帰宅最長記録更新のおまけつき。。。) ハンドルを握りしめながら大荒れの天候が予想されるときには 外出を控えるのが当然なんだと思いつつ 懲りずに次回釣行を頭の中で思い巡らせている阿呆な自分がいたりして。。。 でも疲れたぁぁぁ。。。それではっ!